J3 第7節 愛媛FC vs 福島ユナイテッド 【コントロールできないところをコントロールするスパイラルアップ】

戦術

こんにちは。石本です。
いつもご覧いただきありがとうございます。

今日は愛媛FC vs 福島ユナイテッドの試合をみていきたいと思います。

チーム事情によりスタメン選手を半数欠く福島に対して、怪我人復帰など人数が戻ってきた愛媛。

今日は
【コントロールできないところをコントロールするスパイラルアップ】
ということでみていきたいと思います。

入場者数 1249人

フォーメーション 1-3-4-2-1(愛媛)1-4-4-2(福島)

試合結果 愛媛FC 0-0 福島ユナイテッド

1.噛み合わせ

まずは噛み合わせについてみてみたい。

前節までの福島は1-3-4-2-1というフォーメーションだったが、メンバーが揃わないことからか、それとも雨のグランド状況対策からか、1-4-4-2という布陣に。

一方、怪我人復帰という情報もあり、好調の1-3-4-2-1布陣。

ボールを回すなら、1-3-4-2-1の方が分がありそうか。

そして、セカンドボール拾いも一つのポイントとなりそう。

3分セカンドボール拾う場面はこちら

後半55分セカンドボールを地面のスリップから決定機の場面

 

2.コントロールできないことも含めて実力

メンバー不在で、試合が開催可能なら、そこも含めて実力になる。なので、日常からのマネジメントが重要。中々コントロールできないところもあるが、対策の徹底も含めてチーム力となる。

そして、今回のような天候によるコンディションもコントロールはできない。できることはこういう中でも試合が行われるということを想定して、雨の日でもトレーニングすることが必要になる。

昨年のジュビロ戦、雨のピッチコンディション。磐田のルキアンは雨の日でもボールコントロールが非常にうまかったのが印象。ビーチサッカーで使われる「スコップ」というボールを浮かす技術なども利用し、浮き玉の処理がとてもうまかった。

ボールが真っ直ぐ転がらないビーチでは、浮き玉の技術が必要になる。まさに今回のようなピッチ。そこで必要とされるのは浮き玉の止める、蹴る、浮かす技術。

コントロールできないところをコントロールするためにはビーチサッカーも一つの選択肢になるだろう。

海、スポーツ、水、アクティブ、波、ビーチ、アウトドア

3.雨の日はゲームプランがポイント

雨の日に特にゲームプランが重要になる。

グランダーでつなげる場所、つなげない場所。浮かす技術。シンプルにロングキックとセカンドボール拾いの徹底。

競り合いに勝つこと。地面のスリップを予測すること。

GKはリバウンドをつくらないようなプレーが重要。

GKは掴むか弾くの決断がより重要

後半50分福島FKのシーン、リバウンドが起こらないところに弾くシーン

後半85分福島カットインからのシュートをリバウンドが起こらいないように弾く

後半88分福島ミドルシュートをリバウンドが起こらないところに弾く

まとめ

今日は
【コントロールできないところをコントロールするスパイラルアップ】
ということでみていきました。

内容は
1.噛み合わせ ⇒ 浮いている選手の活用、セカンドボール対策
2.コントロールできないことも含めて実力 ⇒ 何がコントロールできるのか
3.雨の日はゲームプランがポイント ⇒ やることの徹底

今回のゲームに対して石丸監督のコメントを振り返りたい

石丸監督コメント
ゲームの方はピッチがこういう状況なのでなかなか思ったことをやれない中、どれくらい徹底してやれるかというところがあった。雨が溜まっているところとそうでないところがあったが、ここはつなぐ、ここはセーフティにやろうというのも難しかったので、ある程度はっきり割り切った形でゲームに入った。そんな中、特に前半は押し込んだ形でやれていたけど、そこで得点を奪えなかった。何本か決定機があった中で一つでも決めていればゲームはかなり変わったと思う。そういうところで決め切れないところがいまの順位にいる理由なのかなと思う。ゴールを奪わないと勝ちがないということを選手は理解していかないと上には行けない。ゴールに迫る意識をもっと持つことが必要。次またすぐにゲームがあるので、コンディションも含め、メンタル的にももう少しゴールを目指す選手を送り込みたいと思う。

今日で言えば質を求めるのは難しいところがある。その中でもチャンスが前半だけで3本くらいはあったので、そこで一つでも決めていれば状況は変わったし、メンタル的にも楽になったのかなと思った。そこでセーフティに戦おうとするとこういう結果になってしまうのかなと思う。チャンスのときに足を振り切るという部分はもっと必要。大事にし過ぎてやめてしまうというのもまだ見受けられる。こういう状況でそれをやるとボールを失うことにもつながる。

やることの徹底すること、質を求めるのは難しいが、アグレッシブにいきたい。そして何よりも勝利を届けたいという想いが伝わってきます。

「コントロールできないことをコントロールする」

そのためにはコントロールできない状況になる前にコントロールできることに集中すること、準備すること。

特別なことは特別でしかない。大事なのは日常で特別なことを日常にすること。

日常をプランし、実行し、振り返り、アップデートし、螺旋状に向上する。スパイラルアップを常に取り入れることで、特別を日常に。

ものは考えよう。ピンチをチャンスに主力を欠くことで17歳が活躍し、ニューヒーローが誕生することもある。真実はコントロールできないが、解釈はコントロールできる。

【公式】ハイライト:愛媛FCvs福島ユナイテッドFC 明治安田生命J3リーグ 第7節 2022/4/29

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