こんにちは。石本です。
いつもご覧いただきありがとうございます。
本記事の執筆者
選手歴 愛媛FC・FC今治 現在はシニアでのんびりとプレー
ライセンス サッカーA級・フットサルB級・GKL3
指導歴 15年以上（サッカー・フットサル）
趣味 読書（フットボール中心に年間100冊以上）
今回はフランス代表をみてみたいと思います。
【突出した個を最大限にいかす】
ということでみていきたいと思います。
１．フォーメーション
まずはフォーメーション。1-4-1-2-3ですね。
ハーフラインからの守備ブロックを敷いて、奪った瞬間からムバッペ、デンベレの高速カウンターが始まる。
２．空中ワンツー
どのチームもムバッペを警戒し、数的優位を作り対応してくる。そこで逆サイドからのサイドチェンジと同時に浮いたボールを落としてワンツー。決勝ではこの空中ワンツーからムバッペのボレーシュートでゴールが生まれた。
３．FWウイング
ムバッペ対策で数的優位をつくる相手に対して、ムバッペをセンターフォワードに持ってくる。テュラムが左に入る。これは普通の交代だが、ここからムバッペがサイドに流れることによってサイドでのアタックを可能にする。
決勝戦の空中ワンツーのシーンもウイングとポジションを入れ替わってマークを外している
４．スピード＆テクニック
とにかくムバッペのスピードをいかしたカウンターやテクニックが相手にとって驚異となった。このスピードの中でのテクニックの発揮が世界のトップトップであることに間違いない
５．徹底的に消したゴール前のライン間
とにかくフランスのゴール前の守備の質が高いのはブロックの質だろう。
・シュートを打たせない
・相手に合わせてミラーDF（サイドステップ、両足ステップ、クロスステップ）
・ライン間をつくらない
・ゴールカバーの徹底
終わりに
ブロック＆カウンターが武器と言えるフランス。その守備力の高さは個人でもグループでも高い。ビルドアップもラビオ、グリーズマン、チュアメニ中心にボールを動かし、最終はウイングへつなげる。
ウイングに対して、相手が守備の人数をかけてきた場合は中の守備人数が少なくなり、クロスからのフィニッシュ。フィニッシュ枚数も人数をかけることで得点を重ねてきた。
代表選手の息子が代表に入るなど、育成への循環はすばらしい。
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