2023 J3 第11節 愛媛FC vs 福島ユナイテッドFC 【ラインブレイクは意図的か】

戦術

こんにちは。石本です。
いつもご覧いただきありがとうございます。

 
本記事の執筆者
選手歴 愛媛FC・FC今治 現在はシニアでのんびりとプレー
ライセンス サッカーA級・フットサルB級・GKL3
指導歴 15年以上(サッカー・フットサル)
趣味 読書(フットボール中心に年間100冊以上)

今日は愛媛FC vs 福島ユナイテッドFCの試合をみていきたいと思います。

今回は
【ラインブレイクは意図的か】
ということでみていきたいと思います。

結論 緻密な準備からの即興性

入場者数 2658人

フォーメーション 1-4-2-3-1(愛媛)1-3-1-4-2(福島)

試合結果 愛媛FC 0-1 福島ユナイテッドFC

シュート数 愛媛FC 13-7 福島ユナイテッドFC

得点者
34分 樋口 寛規(福島)

1.噛み合わせ

まずは噛み合わせをみてみたいと思います。

愛媛が1-4-2-3-1で、福島が3-1-4-2のフォーメーションで、サイドの噛み合わせをどうするのかがポイントとなりますね。

2.ラインブレイクは緻密に

後半81分の愛媛のFKのシーン。オフサイドをかけるようにDFラインが整う。

愛媛はこのDFのラインブレイクを行いたい。

見事にラインブレイクを行ったのち、松田の同点弾を匂わすシーン。

このラインブレイクにはいくつかポイントがある

ポイントは
・佐藤が裏抜けをすることでDFラインをさげた
・助走をつけずにノーモーションキックでキックするタイミングをずらした
・佐藤についていったDFがラインを下げているためオフサイドにならない

動画はこちら

完璧にラインブレイクしたフリーキック。松田のコントロールまでは100点だっただけに、得点をとってほしかったですね。

3.ロングボールとライン間

前半33分の福島の得点シーン。ゴールキックを味方につけ、相手を引き出す。出てきた相手に対して、ロングボールを配球し、間延びしたライン間を使いたい愛媛。

しかしながら、ライン間を使ったのは福島の方だった。蹴られたボールを打点の高いヘディングで跳ね返す。そのボールをライン間で受け、ダイレクトで叩く。愛媛が戻る前にクロスを差し込み、ターンシュートでフィニッシュ。

ラインコントロールの隙をついた得点でしたね。

動画はこちら

まとめ

今回は
【ラインブレイクは意図的か】
ということでみていきました。

結論 緻密な準備からの即興性

内容は
1.噛み合わせ ⇒ サイドで噛み合わないところをどうするか
2.ラインブレイクは緻密に ⇒ 意図的にラインを下げさしたところを狙う
3.ロングボールとライン間 ⇒ ライン間を逆に使われる

しばらく負けなしできていたが、ここで土をつけられてしまう。

しかし、大事なことはここでどう積み上げ直すか、どう改善するかということ。

初戦の完敗から見事に立て直した愛媛。この敗戦をまた上昇するための起爆剤にしてほしい。

【DAZNハイライト】2023.5.27 明治安田J3 愛媛FC vs 福島ユナイテッドFC

記事を最後までご覧いただきありがとうございます。
ぜひ、Twitter、Facebook、フォロー、リツイート、いいねしていただけたら幸いです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました