2023 J3 第36節 FC今治 vs 鹿児島ユナイテッド 【ポイントは切り替え、即時奪回&ゲーゲンプレッシング】

戦術

こんにちは。石本です。
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本記事の執筆者
選手歴 愛媛FC・FC今治 現在はシニアでのんびりとプレー
ライセンス サッカーA級・フットサルA級・サッカーGKL3・フットサルGKC
指導歴 15年以上(サッカー・フットサル)
趣味 読書(フットボール中心に年間100冊以上)

今日はFC今治 vs 鹿児島ユナイテッドの試合をみていきたいと思います。

今回は
【ポイントは切り替え、即時奪回&ゲーゲンプレッシング】
ということでみていきたいと思います。

入場者数 3444人

フォーメーション 1-4-4-2(今治)1-4-2-3-1(鹿児島)

試合結果 FC今治 2-1 鹿児島ユナイテッド

シュート数 FC今治 15-7 鹿児島ユナイテッド

得点者
9分 端戸 仁(鹿児島)
63分 三門 雄大(今治)
80分 新井 光(今治)

1.噛み合わせ

まずは噛み合わせをみてみたい。

今治が1-4-4-2で鹿児島が1-4-2-3-1ということで、2トップが縦関係か横関係で、基本はミラーゲームとなりますね。

ポイントは
・球際
・ハードワーク
・切り替え
・可変システム
・サイド攻撃
・セットプレー

というところでしょうか。

2.即時奪回からファー詰め得点

後半79分、今治の2点目。

横パスを相手に取られてしまったが、即時奪回し、アラウージョも囲みに来てることからボールを取り返し、ヴィニシウスへつなぎ、シュート。弾かれたボールをもう一度シュート打つが、うまくミートしないままファーへボールを流れたところを荒井が押し込む

動画はこちら

クリアをパスに

動画はこちら

3.切り替えからプレッシングのデザイン

前半9分鹿児島の得点。今治からボールの奪い方がデザインされています。

①ボールにプレッシング
②今治ボランチに対して、トップ下が狙う
③1トップは後ろのCBともう一人のCBのパスコースとボランチに入った時のプレスバックする位置

1トップがボールを奪ったらサイドハーフがすぐに背後を取り、トップ下、逆サイドはーすがゴール前に集まる。集まることで相手にボールがひっかかっても取り返しにいける。

実際に相手に引っ掛かった後、取り返してフィニッシュすることができた。フィニッシュまでデザインできた素晴らしいゴールでしたね。

動画はこちら

まとめ

今回は
【ポイントは切り替え、即時奪回&ゲーゲンプレッシング】
ということでみていきました。

内容は
1.噛み合わせ ⇒ ミラーゲームでポイントは切り替え
2.即時奪回からファー詰め得点 ⇒ そこにいることが大事
3.切り替えからプレッシングのデザイン ⇒ パスコースの制限からフィニッシュまで

ミラーゲームのポイントのような試合となりました。そのためには事故が起こらない「かも」ではなく、起こる「だろう」と相手がいなくても、ボールが来なくてもそこを埋める「習慣」こそが大事ですね。

【公式】ハイライト:FC今治vs鹿児島ユナイテッドFC 明治安田生命J3リーグ 第36節 2023/11/19

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