2023 J3 第17節 FC今治 vs アスルクラロ沼津 【得点するためにマークを外すには】

戦術

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選手歴 愛媛FC・FC今治 現在はシニアでのんびりとプレー
ライセンス サッカーA級・フットサルA級・GKL3
指導歴 15年以上(サッカー・フットサル)
趣味 読書(フットボール中心に年間100冊以上)

今日はFC今治 vs アスルクラロ沼津の試合をみていきたいと思います。

今回は
【得点するためにマークを外すには】
ということでみていきたいと思います。

結論 空間認知と折返し

入場者数 2485人

フォーメーション 1-4-4-2(今治)1-4-1-2-3(沼津)

試合結果 FC今治 1-1 アスルクラロ沼津

シュート数 FC今治 7-11 アスルクラロ沼津

得点者
57分 ドゥドゥ(今治)
90分 ブラウン ノア 賢信(沼津)

1.噛み合わせ

まずは噛み合わせを見てみたいと思います。

今治が1-3-4-2-1で沼津が1-4-1-2-3という形になっています。今治の2シャドーに対して、沼津の1アンカーのところの噛み合わせがどうなるか気になりますね。

2.マークを外す、空間認知の差

後半56分、今治ドゥドゥの得点シーンはコーナーキック。

対する沼津の守備はゾーンがベースで、ヴィニシウスと照山だけマンツーマンとなっている。三門が蹴ったボールはヴィニシウスの方にいったと思われ、マンツーマンの選手が対応したが、その前にいたドゥドゥが高い位置でヘディングで合わせたため、フリーでシュートを放つことになった。

沼津の落下地点の予測ではヴィニシウスだったが、さらにその上をドゥドゥが超えてきたというところだろう。すばらしいゴールでしたね。

動画はこちら

次に沼津のゴールシーンをみてみたいと思います。

3.揺さぶることでマークを外す

後半89分、クロスがあがり、さらに折り返されます。マークが外れてしまった原因として、ペナルティーエリア付近に7人いる沼津に対して、今治は8人いますが、ゾーン的に守りながら、ボールに対して、寄せきれなかったというところに、ブラウンが質の高いシュートを決めるということでしたね。

動画はこちら

まとめ

今回は
【得点するためにマークを外すには】
ということでみていきました。

結論 空間認知と折返し

内容は
1.噛み合わせ ⇒ 1アンカーと2シャドーの噛み合わせのところをどうするか
2.マークを外す、空間認知の差 ⇒ ドゥドゥの高さが1つ上だった
3.揺さぶることでマークを外す ⇒ ゾーンで守ることとボールに誰がよせるか

予測を上回る高さ、予測を上回るシュートの質は上のカテゴリーで起こることだろう。

つまり、瞬間的にJ3レベルより上の技術や身体能力が発揮されると、得点に直結してしまうという現実。

そういう質の高い選手がいるときは、さらに高い予測が必要になりますね。

【公式】ハイライト:FC今治vsアスルクラロ沼津 明治安田生命J3リーグ 第17節 2023/7/8

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