J3 第9節 アスルクラロ沼津 vs 愛媛FC 戦術分析 【実践に役に立つシュートドリル】

戦術

こんにちは。石本です。
いつもご覧いただきありがとうございます。

今日はアスルクラロ沼津 vs 愛媛FCの試合をみていきたいと思います。

今回は
【実践に役に立つシュートドリル】
ということで見ていきたいと思います。

入場者数 1656人

フォーメーション 1-4-1-2-3(沼津)1-4-2-3-1(愛媛)

試合結果 アスルクラロ沼津 1-1 愛媛FC

得点者
52分 徳永 晃太郎(沼津)
86分 小原 基樹(愛媛)

1.噛み合わせを利用したビルドアップ

まずは噛み合わせを確認

両チームとも2CBに対して1トップとなり、攻撃は数的優位をどういかすか、守備はどう対策するか。

沼津は前に5人、後ろに5人というWWシステム。

一方愛媛は前に4人、後ろに6人という後ろに重心をおいたシステム

前半23分のシーン

右サイドでボランチの横谷、SBの忽那、SHの茂木のポジションローテーションの旋回によるビルドアップ。SBが高いポジションをとることにより沼津のウイングを下げる。

ウイングが下がったポジションにボランチの横谷が落ちてくることで、沼津のインサイドハーフを引き出す。

沼津のインサイドハーフが出ていったスペースにSHの茂木が入ってくるという沼津守備を撹乱させるポジションローテーションの旋回により、安全確実にハーフラインを越え、ビルドアップを成功させた。

動画はこちら

後ろにポジションの重心をおいたところから前にポジション重心を移行させながらフィニッシュワークに持っていく。

どのようにしてゴールを割ることができたのでしょうか。

2.日常のゲームを意識したドリルトレーニング

ポジション重心を前に移動し、人数をかけることのメリットしては

・数的優位になる
・フリーでシュート打てる可能性が増える
・相手が下がらなければ守れない
・セカンドボールを拾うリスクマネジメントになる
・攻撃に厚みが出る

逆にデメリットとしては

・やみくもに前にいくと一気にカウンターを受ける
・リスクマネジメントを意識したポジションにいないと相手にボールを拾われる
・攻め上がると戻らなければならないため体力を消耗する

後半85分に小原のゴールが決まる。

ポジション重心を前線に移行し、サイド攻撃からクロスが入るが、沼津の厚いブロックの壁に阻まれる。だが、厚みのある攻撃をするということは、セカンドボールを拾えるということ。そこから小原へ落とし、ダイレクトシュート。

こういうシュートは少年からプロまでシュートドリルとしてよく行う。とてもシンプルな技術だが、枠外にふかしてしまうことはよくある。

そこで大切なのは試合を意識してのドリルトレーニング。手順としては

・相手がいない中で
・コーンなど相手がいることを想定して
・実際に人をつけて、低強度から高強度へ

というより実践に発展していくようなもの。

今回のフィニッシュシーンでは小原の前に5,6人のDFがいる。その中であのシュートコースしかないというところへ落ち着いてボールを枠内に蹴り込む。

動画はこちら

日常のドリルトレーニングの積み重ねですね。

居残りシュート練習 #シュート #ゴール

3.沼津、クイックシュート

一方沼津の51分の得点シーンも日常のシュートドリルのような「素早い止めて蹴る」からのゴール

ポイントは

・ボールを受ける体の向きがゴールを意識
・ボールを止める場所はすぐにシュートが打てる場所
・トンパのリズムで打てるボールと足の距離
・PKマークを見ればゴールを見なくてもゴールの位置がわかる
・DFが寄せるより先にコースへ流し込む

動画はこちら

非常に素早いクイックシュートでしたね。

まとめ

今回は
【実践に役に立つシュートドリル】
ということで見ていきました。

内容は
1.噛み合わせを利用したビルドアップ ⇒ ポジションローテーションによる旋回
2.日常のゲームを意識したドリルトレーニング ⇒ 簡単なものからより実践的に
3.沼津、クイックシュート ⇒ トンパのリズムで相手より先に

石丸監督コメント
チームとしての活動を中止しながら今節を迎えたのでコンディション面は難しかったと思うけど、それでももう少しできるかなと思っていた以上に消耗していたのかなと。前半15分くらいからほとんど足も動かない感じだった。それは暑さもあるし、こちらのプレッシャーの緩さもあって相手に動かされてしまい、自分たちからゲームを苦しめてしまった。サボろうとしていたわけではないけど、緩さを与えたことで余計にしんどくなるという悪循環に陥ったと思う。相手も最初はスイッチが入っていなかったので、開始15分までにゲームを決めるチャンスもあったので、もう少しゴール前に入っていく迫力や質はまだまだ高めなきゃいけないなと感じた。
メンバー構成も難しかったけど、後半は途中から入った小原や大澤は明るい材料を与えてくれたかなと思う。次は延期になっていた鳥取戦が入るけど、1週間ちょっとインターバルがある中でどれくらい選手が戻ってくるかというのもあるけど、現状の選手もコンディションを上げなければ1試合を戦えないというのが今日明白になったので、それらを考えてやれることをやって次の試合に向かっていきたい。

コンディションは大事ですね。球際で勝てれば、数的優位になれる。相手よりハードワークできれば、数的優位になれる。相手より速く先手を取れればフィニッシュまで持っていける。

コンディションあっての目指す戦術が可能となる。

沼津今井監督コメント
天皇杯予選に負けた後だったので、勝ち点3を取りたいゲームでした。そのチャンスをつかみ取れるだけの強さがまだ足りないということを感じた、非常に残念なゲームとなりました。試合内容は、先制点を取ることはできましたが、追加点、ダメ押しという形にできず、得点後にプレーの質が少し落ちてしまったというのが残念です。追加点を奪えなかったとしても1−0で終わらなければいけなかったゲームだったと認識しています。ただ1-0で勝つことは簡単ではありませんし、そういった勝ちを狙っているわけではないので、追加点を取りにいくためのクオリティーが落ちてしまったことで引き分けに終わってしまったと率直に感じています。2週間後には静岡ダービーがあるので、今日の教訓を活かして準備していきたいと思います。

クオリティーを落とさずに1試合通して戦う。こちらもコンディションをポイントとしているのか、それともメンタル要素なのか、戦術的認知の整理なのか。どれがというより、おそらくそれらがポイントとなるのだと感じる。

少年を大人にし、大人を紳士、淑女にするドリルトレーニングには段階をおってゲームからの逆算が必要である。

日本人はボールテクニックはあるが、試合で使えるスキルがないので世界では勝てないと言われ続けているが、最近では、そのテクニックが試合で使えるようになり、それが世界で勝てるベースや武器となっていることは間違いない。

戦術(認知・判断)+テクニック=ゲームスキル

サッカークリニック参考

【DAZNハイライト】2022.5.15 明治安田J3 アスルクラロ沼津 vs 愛媛FC

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