こんにちは。石本です。
いつもご覧いただきありがとうございます。
今日は愛媛FC vs SC相模原 の試合をみていきたいと思います。
今回は
【ニンスタに伊予魂が宿る】
ということで見ていきたいと思います。
入場者数 1942人
フォーメーション 1-3-4-2-1(愛媛)1-3-4-2-1(相模原)
試合結果 愛媛FC 2-1 SC相模原
得点者
82分 藤本 淳吾(相模原)
84分 鈴木 大誠(愛媛)
89分 行友 翔哉(愛媛)
1.伊予の魂際(たまぎわ)
今回も前回の勝利時に使用した1-3-4-2-1を継続。前節までは4-4-2を使用していた相模原だったが、相模原が愛媛の良さを消すために1-3-4-2-1にしミラーゲームとなった。
今回の非常によかったものは球際の意識ですね。
まずは相手に隙を与えない、リプレイス(守備陣形を整えること)のスピードが早い。
次に相手がボールを動かすと相手のボールを持っている選手への寄せるスピードが早い。
それに合わせて、カバーも連動している。連動しているので、ドリブル突破を網にかけて奪うことができるし、縦パスも狙うことができる。
ボールを下げた時のラインの押し上げによるラインコントロールのスピードも増した。
・リプレイス(守備陣形を整える)スピード
・ボールへのファーストアプローチ(奪いに行くスピード)
・カバーの連動(ファーストアプローチと同時に動きスペースを圧縮する)
・ラインコントロール(ボールの移動中に守備ラインを押し上げる)
・ボール状況に応じてのリプレイス(守備陣形を整える)
これにより相模原のシュートは、ほぼほぼない状態に。
まさに伊予の魂際(たまぎわ)。球際に魂が宿った守備でしたね。
流れの中での守備ではないですが、セットプレーの守備にも伊予魂が入っていますね。
ただ、石丸監督のコメントではまだまだ伸びしろがあるということなので、今後が楽しみですね。
攻撃に関してはどうだったでしょうか。
2.鳥の目攻撃
続いて攻撃はどうだったでしょうか。
1-3-4-2-1はボールを動かすには非常にいいフォーメーションですね。というのも守備はゴールを守るために守備の原則で「相手とゴールを結んだ線上に立つ」ことをしなければなりません。しかし、このフォーメーションはその原則を外す立ち位置に最初から立つことができます。
【CBがボール保持時】
【ボランチがボール保持時】
原則ではこうなりますが、「守備側は危険なところから守る」という守備の優先順位の原則もあるので、実際は縦パスや背後にパスが通らないように「絞り」があります。となると、さらにボールを動かしやすくなる配置になっています。
それはなぜか。
守備側が相手とゴールを結んだ線上に立つことが難しいからですね。
それを守備側は相手の攻撃の方向を
①狭い方へ追い込むようにし(規制)
②そこで人数を増やしスペースを消して(圧縮)
③ボールを奪う(回収)
ということをしていきますが、それをさせないように攻撃していきます。誰が、どこに立っているのか上から俯瞰してみる。
つまり鳥の目を持つこと。
そして、相手が動くよりも先にボールを動かすこと。
土曜日にアオアシのアニメが始まり、アオアシデーということで便乗してみます(笑)
そして、フリーな選手が見えた瞬間にパスが配球され、行友のゴールにつながりましたね。
動画はこちら
【🆚#SC相模原】
— 愛媛FC (@ehime_fc) April 10, 2022
逆転弾となった #行友翔哉 選手の #コントロールショット をPlayback🎥✨#劇的弾 #ehimefc #愛媛FC pic.twitter.com/O1zNNnQbPw
そこの隙が見えた🦅一瞬でしたね
シュートも落ち着いて、決めることができました。
本人のインタビューも
何も考えていません。無心ですね。
つまり体が覚えているということですね。
これが、神戸のイニエスタにどのようなことを意識してますか?という質問に
何も考えていません。体が反応します。
というようなことと同じだと思います。
判断していては遅い、日常の意識してのトレーニングの積み重ねが、その一瞬の反応を生む。
まさにその得点でした。
ミラーゲームとゴール前を固められる相手から点を取るには他にどのような方策があるのでしょうか。
3.バス停めには上から攻略せよ
ゴール前にバスを停めるカテナチオ。そうなるとグランダーでは中々隙を作れない。陸が駄目なら空中からということで、相模原、愛媛ともに上を越すゴールが決まる。
後半80分、トランジション(切り替え)ゲームの時間帯。伊予魂でゴール前にバスを停める。
陸がだめなら、空中ということで、愛媛のバスの前からダイレクトで相模原の藤本が左足で狙う。
見事なコースに孤を描き突き刺さる。
点を取られて黙ってはいられない。すぐに後半83分に愛媛コーナーキックから鈴木のヘディングシュート。
しっかりと相手の上からゴールへ突き刺さる
鈴木選手コメント
この試合、CKは右左ともにゴールから逃げていくアウトスイングのボールを蹴っていた。あの場面は自分たちが一列になって相手マークとの距離を置くことでアウトスイングで向かってくるボールに対して自分らが向かっていける。なので間合いを作るスペースを意識してプレーした。
下が駄目なら空中から。上ならスペースはいくらでもある。まさに鳥になったようだ。
まとめ
今回は
【ニンスタに伊予魂が宿る】
ということで見ていきました。
内容は
1.伊予の魂際(たまぎわ) ⇒ 守備の構築に魂が宿る
2.鳥の目攻撃 ⇒ 俯瞰し、どこに隙きが見えるか。
3.バス停めには上から攻略せよ ⇒ 陸が駄目なら空中から
同点ゴールでニンスタが沸き、逆転ゴールで更にニンスタが沸いた。
石丸監督コメント
前回のホームでかなり不甲斐ない負け方をしてしまったところから、今節は選手たちもプレッシャーがある中でのゲームだったと思う。本当に難しい状況の中でよくファイトしてくれた。良いゲームだったと思う。相手も前回のゲームからシステムを変えてきて、マッチアップする中で臨んでくるというのは少し予想していた。トレーニングでは落とし込めていなかったけど、前節のYS横浜戦で同じシステムを経験していたということもあった。前半、守備のハマりは悪かったけど、相手のクオリティもそこまで高くなかったというのもあり、最後のところでもしっかり守ることはできていた。
まだまだポテンシャルの伸びしろを感じるコメントですね。さらにクオリティーを向上させ、勝ち点を積んでもらいたいですね。
高木監督コメント
試合に関しては、我々の分が悪いところが最終的に失点につながってしまいました。選手たちも頑張っている中で、もっと良い選択肢があったのではないか、何がどうというのは今は言えませんが、そう感じています。自分の中では悔やむ気持ちも強いです。しっかりと見返して、今後について決めていきたいです。
ファイナルサードになかなか侵入できなかったところです。ファイナルサードのラインを越えられないというか、別に壁があるわけではないのですが、そこを越えられなかった。プレーモデルがあって、それに沿ったトレーニングをしていますが、今日の試合では表現できなかった。
選手たちのメンタリティが弱気になっているのかもしれませんし、もっとトレーニングでの改善や工夫が必要なのかもしれません。試合を見るだけでは答えが出ないので、選手たちと話をして、より良いものを作り上げられるように努力していきたいと思います。
選手達といっしょになって取り組んでいく高木監督の姿勢が伝わってきますね。これから飛躍する予感がします。
次節、4月17日14時キックオフ、ギラヴァンツ北九州戦(ミクスタ)
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