こんにちは。石本です。
いつもご覧いただきありがとうございます。
今日はギラヴァンツ北九州 vs FC今治の試合をみていきたいと思います。
今回は
【ラルフ基点の攻撃と北九州のスプリント強度】
ということで見ていきたいと思います。
入場者数 3984人
フォーメーション 1-4-4-2(北九州)1-4-1-2-3(今治)
試合結果 ギラヴァンツ北九州 3-0 FC今治
得点者
15分 髙澤 優也(北九州)
40分 藤川 虎太朗(北九州)
48分 髙澤 優也(北九州)
1.噛み合わせ
まずはフォーメーションの噛み合わせについてみてみたい。
FC今治は1-4-1-2-3に対して、北九州は1-4-4-2の布陣。
MFの中の人数は3対2の状況になり、今治の方が多く、ボールの循環に向いている。そこに対しては北九州は逆サイドのサイドハーフが中に絞り、自分のマッチアップのサイドバックの選手のマークを捨てることが重要になる。
一方、北九州は自陣の最終ラインでは、2CBとCFのラルフとの噛み合わせで2対1の状況を作ることができる。今治としてはラルフが2CBをピン止し、CBとSBの間のハーフスペースをいかにつかうかがポイントとなる。
ボール循環の今治vs強固な守備の北九州という対決になる。
2.新加入ラルフを起点としたターゲット攻撃
ボールの循環を行いながら、新加入となった今治ラルフを基点としたターゲット攻撃をしようという試みが随所にみられた。ラルフの身長194センチ、体重97キロという超大型ストライカー。そして技術もある。相手からしてもとても脅威となる存在で、特に注意と対策が必要だ。
18分、ポストプレーを基点にインディオのフィニッシュシーンも出てきた。だが、惜しくもポストに嫌われる。
続いて、ラルフのコントロールミスかフリックしたのかは分からないが、インディオのヘディングにつながったシーン。これもまたポストに嫌われる。
まだ合流したてで連携が取れていない感は否めないが、非常に可能性を感じる選手の加入となった。あれだけ、相手を引き付けてくれれば、周りの選手の優位性も出てきやすくなる。
これから増えるだろうバリエーションに期待が高まる。
3.0-3から得た課題とは
シュート数15本と10本で今治が上回り、コーナーキックも9本と3本で3倍今治が上回る。
合流したばかりのラルフとの連携、インディオのポストに阻まれるシュートなど、課題という伸びしろが残った。
高強度の北九州から得たものは、スプリントスピードの違いが見える。
・プレッシングスピード
・切り替え時のスプリントスピード
・ドリブルスピード
・クリアの後のライン押上のスピード
非常に参考になるいい基準を見せてもらった。これは今治にとってもこれくらいは大丈夫だろうという隙を勝負の神様が教えてくれた伸びしろ。
北九州1点目
・プレッシングスピード
・切り替えスピード
・背後へのアクションのスピード
北九州2点目
・サイドチェンジからドリブルスピード
・ゴール前へのスプリントスピード(全体のお仕上げ)
北九州3点目
・ドリブルスピード
・押上スピード
ボール保持の今治への対策を打つならここはまさにポイントとなる。しかし、今治としても次節はしっかりと対策を練るはずなので、期待したい。ただでは負けない。
まとめ
今回は
【ラルフ基点の攻撃と北九州のスプリント強度】
ということで見ていきました。
内容は
1.噛み合わせ ⇒ 中盤と最終ラインに数的不均衡が起こる
2.新加入ラルフを起点としたターゲット攻撃 ⇒ 基点からフィニッシュへ
3.0-3から得た課題とは ⇒ 連携、決定力とスプリントスピード
北九州天野監督コメント
今治さんはすごく攻守に組織的で良いチームだと思って準備をしていました。その中で我々も彼らのつなぎの良さサイド攻撃の良さを出させないために、高い位置からのプレッシングを徹底してやろうということと、相手のプレッシングが来るということも予想していたので、それをかいくぐる前進の仕方を準備していました。相手は意外と守備的に来たと言うか、あまりプレッシングに来ない形だったので、そこで落ち着きはあったのかなという感じはしました。うまく前半に点が取れて、後半も早い時間に点が取れて、そういう意味ではうまくゲームが進められたと思っています。勝ったゲームであっても課題はあると思っているので、その辺りは突き詰めてやっていきたいと思います。
もしかしたら時間的にラルフの加入が今治のプレッシング連携がまだ構築できていなかったのかもしれませんね。
今治ラルフコメント
すごく厳しく、難しいゲームになりましたが、今回の試合は自分たちにとって成長につながるチャンスがある試合にもなったと思います。今日はチームメートが僕を頼りにしてくれる場面がありましたし、これから練習を重ねて次の試合に挑めるように頑張りたいと思う。
試合全体でいうと7回くらいポストプレーで味方につないだはずですが、それはお互いを知った上でそういうプレーが出たと思う。これから先はそういうシーンをさらに多く作り出していかないといけないと思っています。
非常に可能性と伸びしろを感じるコメントですね。次節、期待したいと思います。
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