こんにちは。石本です。
いつもご覧いただきありがとうございます。
今日はYS横浜 vs 愛媛FCの試合をみていきたいと思います。
未だに勝利のない両チーム。なんとしてでも、勝利がほしい。この3試合でどのように改善したのか。コロナ陽性者、怪我人と厳しいチーム事情の中でチャンスを手にしたニュースターの高校生もいた。
今日は
【がむしゃらではなく漸進性を探る】
ということでみていきたいと思います。
入場者数 923人
フォーメーション 1-3-4-2-1(横浜)1-3-4-2-1(愛媛)
試合結果 YS横浜 0-1 愛媛FC
得点者
47分 近藤 貴司
1.相手の良さを消すフォーメーション
ついに初勝利の愛媛FC。ファン、サポーターが待ちに待ったJ3のスタートがようやくきれた。
前節の石丸監督のコメント
選手の特徴も含め、このままやっていてはダメなのかなと今後に向けて考えていきたいです。
自分たちのサッカーだけでは、勝利はつかめない。相手の良さを消した上で、自分たちの目指すサッカーをしなければ、勝利はつかめない。そんな気持ちが込められたコメントだった。
近藤選手のコメント
割り切ったサッカーだったけど、泥臭く勝ててよかったです。
石丸監督や、近藤選手のコメントを聞くとどちらかというと相手に合わせてサッカーすることが割り切ったサッカー、自分たちのサッカーではないかもしれないという表現に聞こえてくるかもしれない。
だが、私の捉え方はむしろ逆である。
相手に合わせたのではなく、相手の良さを消した。
その上で自分たちのサッカーを表現する。つまり漸進した。漸進とは少しずつ前に進んでいくことであるが、勝負とは相手がいて行うもの。相手の1-3-4-2-1というフォーメーションに対して、1-4-2-3-1ではなく、ミラーゲームの1-3-4-2-1で挑んだ。
これにより、ボールの循環を遮ることに成功する。
その上で、前に、スピードのある近藤を置き、背後へのアクションだったり、守備のスイッチだったりと起点になっていた。
横浜のプレスが来たとしても、背後を狙うことで、セカンドボールがこぼれるライン間を使うことができればチャンスにつながっていた。
そしてどのようにして得点したのでしょうか。
2.デザインされたセットプレー
後半46分愛媛コーナーキック
近藤選手コメント
練習していた形、あのポイントに入れたことがすべてだった
入りたいスペースは最初はあけておく。
ボールが蹴られ、中で競ったボールがこぼれたところを押し込むというポイント。
意図的に隙をつくり、隙をつかう。
がむしゃらかもしれないが、しっかりとデザインされたもの。
マークを外すために、背中側から回り込み、相手をボールから目を切らせたことが、相手のミスを誘った。
横浜も3連敗となったが、ボールを回し、可変システムもデザインされていたことに注目してみたい。
3.横浜の可変システム
同じフォーメーションの対戦となったが、それでもボールを回すために横浜の策をみてみたい。
ボランチの1枚がセンターバックの間に落ちて、4バックへ可変する。ウイングバックが高い位置をとり、ウイングとなる。愛媛のウイングバックを下がらせ、プレッシングを無効化させる。
おもしろい戦術だと感じた。
ただ、1stラインを越えてからの質を上げきれず、愛媛の網に引っかかるか、背後を早めに狙うといったボールの動かし方で、ボールを失う場面も少なくなかったように見える。
もう少しボールの循環を構築し、フィニッシュまでの力強さとシュートを決めきる力がついてくると十分勝ち点を増やせるポテンシャルを持っている。
まとめ
今回は
【がむしゃらではなく漸進性を探る】
ということで見ていきました。
内容は
1.相手の良さを消すフォーメーション ⇒ 1-3-4-2-1でミラーゲームへ
2.デザインされたセットプレー ⇒ 相手の背中を取り、ボールを見失わせる
3.横浜の可変システム ⇒ 質が上がっていくると、勝ち点を積んでいける
勝負である以上、自分たちの目指すサッカーだけではなく、相手の良さを消した上で、自分たちのサッカーをすることが重要。
今回のプランは相手が出てきたら、シンプルに背後を狙おう。そしてセカンドボールをフィニッシュまで持っていこうという割り切ったプランだったのかもしれない。
ただ、相手の出方により、プランを判断することはとても重要なこと。
よく言えば、よりアグレッシブに攻撃したいというところだろうが、相手を見ながら戦うことで、フィニッシュも12本と二桁いっている。
監督コメント
前節の負け方を鑑み、もう一度自分たちを見つめ直そうと思った。選手選考も難しい状況だが、最低限戦う姿を見せるのが仕事じゃないかということを選手と話し合って、そういう部分を前面に出していこうという中で挑んだゲームだった。不細工でも良いから何としてでも勝ち点3を取るということをやろうと。キレイではなかったけど、そういった部分は表現して勝ち点を取ってくれた。チームとしてはやっとスタートが切れたかなといった状況。システムを変えたり、選手がいない中なので自分たちの狙いのサッカーはできなかったけど、勝ちながら前進していくことが大事。今日は内容云々よりも勝ち点3を取ってちょっとずつでも前に進みたかった。一歩でもなく半歩かもしれないけど、前進していくことが大事だと思った。選手たちは良く戦ってくれた。これを1試合だけじゃなく、ベースとしてやっていかなくてはいけない。見ている側からすればまだ強度が足らないと思うかもしれないけど、選手たちが変化してくれたことは事実。これを評価して、いろんな部分を修正しながら準備してやっていきたい。
次節、相模原戦、勝ち点3を取りながら漸進していくことを期待する。
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