J3 第24節 FC今治 vs カターレ富山 戦術分析 【フィジテクvs岡田メソッド】

戦術

こんにちは。石本です。
いつもご覧いただきありがとうございます。今日はFC今治 vs カターレ富山の試合をみていきたいと思います。ついに橋川新体制の初勝利となりました。得点も4得点で素晴らしいですね。とにかくトレーニングからハードワークし、かつテクニックも磨くというフィジカルテクニック、略してフィジテクが代名詞の石﨑監督。(ウィキペディアより
一方、ロングボールを蹴らずにボールを動かして、相手のウィークを意識した立ち位置を意識し、原則をメソッド化するFC今治。

今回は
【フィジテクvs岡田メソッド】
ということでみていきたいと思います。

入場者数 1936人

フォーメーション 1-4-1-2-3(今治)1-3-1-4-2(富山)

試合結果 FC今治 4-2 カターレ富山

得点者 
33分 高瀬 太聖(今治)
35分 戸根 一誓(富山)
54分 上原 拓郎(今治)
56分 山田 貴文(今治)
59分 楠美 圭史(今治)
90分+4 大野 耀平(富山)

1.かみ合わせ

まずはそれぞれのチームのフォーメーションのかみ合わせをみていきたいと思います。

まずは富山のボール保持時。

富山のウイングバックとインサイドハーフを今治のサイドバックとインサイドハーフとウイングで誰がいつどうプレスするのかがポイントですね。

ハイプレスの場合は今治ウイングが富山3バックにプレスをかけ、今治サイドバックとインサイドハーフは富山のウイングバックとインサイドハーフの高さによって、誰がでるか決めていた感じですね。

今治陣では、ウイングが落ちて4-5-1で守るような形でした。

基本的に、前からのプレスをかける富山。ポイントとなるのは、富山アンカー脇の島村と山田ですね。富山のインサイドハーフとアンカーのスライドも含めてハードワークがポイントですね。

2.フィジテクを活かしたハイプレス

フィジテクを活かしたハイプレスで、労を惜しまずハードワークする富山。このフィジテクを活かしたハイプレスが上位にいる理由だと思われます。

ボールを下げて、2トップが一気にプレッシング。逆サイドのスライドが間に合わなければ、ウイングバックがプレスをかけるという秩序ですね。

それに対して今治はどうしたかみてみたいと思います。

3.立ち位置を意識したプレス回避

富山のハードワークするハイプレスに対して、山田のコメントをみてみる。

橋川(和晃)監督は練習から「一瞬のスキを突かれるのではなく、一瞬のスキを突く強いチームになろう」と言ってくれている。ただ、先制点を取ったあとの一瞬のスキで失点したことは、今後の大きな課題。チャンスを作れる中で、決定機を決め切る力を課題に挙げていて、今節はそこで決め切れたことが勝ちにつながった。
スタートは左側でプレーしていたけど、うまくいかないなというのもあって、右の島村(拓弥)とポジションをチェンジした。対峙する相手が自分の前でパスコースを切ってくる選手だったので、その背後で受けられたらと思っていた。原田(亘)のところにボールが入ったときに、相手の後ろで受けてうまくターンできた。いろんな選択肢がある中で、高瀬(太聖)とは練習でもああいう形は出せていた。そこは良いタイミングで出せたと思う。
前向きでフリーな選手ができたら裏に走ろう、と言われている。誰でもいいからまず走り、そこでダメなら動き直す。そこの意識づけはされていると思う。

まさに隙をつく立ち位置を意識してのボールの動かし方ですね。そして前を向いたら背後を取ろうというメソッドの秩序から高瀬が背後を取り得点が生まれる。

コメントにあるように本当に一瞬の隙ですね。この隙をつくか、つかれるかで勝利がどちらに動くかが決まる。

そして、背後へのパスも守備も戻れない、GKも出れないそこの点のところへうまく配球することで得点が生まれましたね。とても素晴らしいゴールでした。

動画はこちら

逆に得点直後、コーナーキックから隙を与えることになり失点。フィジテクを活かし、上位にいるチームらしく得点を狙ってきましたね。

動画はこちら

まとめ

今回は
【フィジテクvs岡田メソッド】
ということでみていきました。

内容は
1.かみ合わせ ⇒ それぞれに優位性とウィークがある
2.フィジテクを活かしたハイプレス ⇒ 上位にいる理由
3.立ち位置を意識したプレス回避 ⇒ 一瞬の隙をつかれるのではなく、つく

橋川新体制初勝利おめでとうございます。しかもホームで上位相手にそれが見れることがまた素晴らしいですね。

【公式】ハイライト:FC今治vsカターレ富山 明治安田生命J3リーグ 第24節 2021/10/24

カターレ富山が生まれた物語。佐伯さんがいなければなかったかもしれない。超保守的な地域で富山にはJクラブはいらんと言われたところからスタートする。

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