2023 J3 第18節 FC岐阜 vs FC今治 【ビルドアップする岐阜に対する、今治の対策はいかに】

戦術

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本記事の執筆者
選手歴 愛媛FC・FC今治 現在はシニアでのんびりとプレー
ライセンス サッカーA級・フットサルA級・GKL3
指導歴 15年以上(サッカー・フットサル)
趣味 読書(フットボール中心に年間100冊以上)

今日はFC岐阜 vs FC今治の試合をみていきたいと思います。

今回は
【ビルドアップする岐阜に対する、今治の対策はいかに】
ということでみていきたいと思います。

結論 守備から攻撃を切らずに繋げる

入場者数 6404人

フォーメーション 1-4-4-2(岐阜)1-3-4-2-1(今治)

試合結果 FC岐阜 2-2 FC今治

シュート数 FC岐阜 10-13 FC今治

得点者
22分 宇賀神 友弥(岐阜)
26分 中川 風希(今治)
40分 ンドカ チャールス(岐阜)
61分 近藤 高虎(今治)

1.噛み合わせ

まずは噛み合わせを見てみたいと思います。

岐阜が1-4-4-2で、今治が1-3-4-2-1ということで、数的不均衡の場所や噛み合わない場所がありますね。そこの対応をどのようにするかがポイントになります。

2.相手のミスを攻撃へ

前半24分、今治のビルドアップシーン。CBから右サイドに位置する武井へ。岐阜の宇賀神がヘディングでパスをつなごうとしたところ武井が拾い、CBとの1対1を仕掛け、PKを獲得する。

ポイントは相手のパスカットした後、すぐにゴールへ向かったことだろう。そして、守備から攻撃時に一瞬できているスペースの活用で切り返しの連続から相手に足を出させることができましたね。

動画はこちら

後半59分、今治の得点シーン。

岐阜のパスカットしたボールをダイレクトで、前線の選手へパス。守備から攻撃への切り替えが繋がっている。合わせて、相手をどんどん超えていく今治の選手。

前に出れない岐阜に対して、DFとMFのライン間へ差し込みクロス。近藤が落ち着いて合わせる。

ポイントは、パスカットを前線の選手へダイレクトでパスにしたところですね。

素晴らしい繋がりでした。

動画はこちら

3.技ありゴールを2発

前半20分、岐阜のゴール。宇賀神がドリブルで仕掛け、クロスをそのままゴールへ。狙ったのか、たまたまなのか。とても素晴らしい技ありゴールでしたね。

動画はこちら

前半39分、岐阜の2点目。今治3バックに対して、右サイドハーフが中に入ってきて、CBをピン止め。2トップが段差をつくり、今治ボランチの間に縦パスを差し込まれる。

ボールを受けたンドカが一度で前を向き、左足で、孤を描いた素晴らしい技ありゴール。

動画はこちら

まとめ

今回は
【ビルドアップする岐阜に対する、今治の対策はいかに】
ということでみていきました。

結論 守備から攻撃を切らずに繋げる

内容は
1.噛み合わせ ⇒ 噛み合わない箇所がそれぞれの狙いになる
2.相手のミスを攻撃へ ⇒ パスカットを前線の選手へつける
3.技ありゴールを2発 ⇒ GKがとれない場所に技あり

岐阜の技ありゴールと今治の守備から攻撃の切らない攻撃がポイントですね。

技ありシュートを出させないためには、守備のファーストディフェンスとブロックカバーを緻密に行うこと。守備から攻撃をさせないためには、攻撃時に守備のことをデザインしておくことが重要ですね。

【公式】ハイライト:FC岐阜vsFC今治 明治安田生命J3リーグ 第18節 2023/7/15

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