こんにちは。石本です。
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選手歴 愛媛FC・FC今治 現在はシニアでのんびりとプレー
ライセンス サッカーA級・フットサルA級・サッカーGKL3・フットサルGKC
指導歴 15年以上(サッカー・フットサル)
趣味 読書(フットボール中心に年間100冊以上)
今日は愛媛FC vs ロアッソ熊本の試合をみていきたいと思います。
入場者数 3214人
フォーメーション 1-4-2-3-1(愛媛)1-3-4-1-2(熊本)
試合結果 愛媛FC 2-3 ロアッソ熊本
シュート数 愛媛FC 4-14 ロアッソ熊本
得点者
12分 古長谷 千博(熊本)
38分 谷本 駿介(愛媛)
73分 古長谷 千博(熊本)
87分 菊地 俊介(愛媛)
90分+1 大西 遼太郎(熊本)
1.噛み合わせ
まずはフォーメーションの噛み合わせをみてみたいと思います。
愛媛は1-4-2-3-1で、熊本が1-3-4-1-2というフォーメーション。噛み合わないフォーメーションなので、それぞれ攻撃の時は数的優位が作りやすいですが、守備になると、嚙合わせるのか、それともハードワークするのかがポイントになりますね。
2.熊本のビルドアップ
熊本のビルドアップはとても面白いですね。3バックで1トップにするチームは多いのですが、あえて2トップと1トップ下になっています。
やり方1部としては、図の通り、2トップがウイングの位置に立ち、サイドバックをピン止めします。
ボールサイドの愛媛のSBが熊本のWBにマークにいったとしたら、愛媛のCBがサイドに引き出されてしまう形になります。
そして、逆サイドでは、フリーな状態でもう一人が待っています。トップ下に関して、誰がマークするのか迷いますね。CBなのか、ボランチがパスコースを切って、背中で守るのか。
3.熊本のプレッシング
熊本のプレッシングについてみていきたいと思います。かみ合わせが合わない以上、誰がどのようにプレスに行くのかを整理しておかなければならないですね。
まずは2人のCBに対して、2トップがつきます。ボランチに対しては1トップ下の選手がつきます。では、SBに出された時に誰がプレスに行くのかがポイントになります。ウイングバックが出るのか、トップがそのまま追ってくるのか、トップ下がスライドするのか。
答えはボランチです。そして、もう一人のボランチと逆サイドウイングバックがスライドして中を締めるような形になっています。
そして、CBがGKに戻した場合は2トップがCBのパスコースを切りながらプレッシングをかける秩序となっていますね。
4.ジャッジの難しいところ
愛媛のPKのシーンとヘディングでのゴールのシーンはファウルなんだけど、ファウルなんだろうかという難しいシーンでしたね。
PKのシーンで先に入ってしまいましたが、ボールを蹴られるときにはペナルティーエリアの外に出ているようにも見えます。笛を吹いているので、アウトなんだろうけど、ジャッジの難しいところですね。
そして後半早々のフリーキックのヘディングゴールのところもファウルなんだろうけど、フットボールコンタクトに見えなくもないかなと・・・
おわりに
審判のジャッジも含めてのサッカー。たらればを言っても始まらないが、少しでも勝率を高めるために日常を変えるしかないですね。
フォーメーション、戦術、技術の面でJ3とは違った面白さがあるのはいいですね。そしてこの熊本は3バックの2トップで他がやらない面白さがある。
次は群馬。楽しみですね。
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