J3 第5節 FC今治 vs ヴァンラーレ八戸 戦術分析 【点取り屋には見える!認知の原則を使いこなせ!】

戦術

こんにちは。石本です。
いつもご覧いただきありがとうございます。

今日はFC今治 vs ヴァンラーレ八戸の試合をみていきたいと思います。

今日は
【点取り屋には見える!認知の原則を使いこなせ!】
ということでみてきたいと思います。

入場者数 1946人

フォーメーション 1-4-1-2-3(今治)1-3-4-2-1(八戸)

試合結果 FC今治 1-0 ヴァンラーレ八戸

得点者
59分 中川 風希(今治)

1.噛み合わせ

まずは噛み合わせをみてみたいと思います。

攻撃時は図のように、ライン間やスペースなどに配置し、ボールが動きやすくなっているのがわかりますね。その攻撃に対して、守備はどのように対応するか。

基本は両チームとも後ろで人数を余らせ、簡単にゴールを奪われない対策をしていましたね。

八戸はウイングバックが落ちて、5バックになり、今治もアンカーが落ちて5バックになったり、そのまま中盤が5枚になったりしてましたね。

逆のウイングが少し残ると変則4-4-2になったりもします。

2.ボール保持率リーグ2位の今治

今治といえば、ボール保持。現在、リーグでは55.9%で岐阜についで2位となっております。ボールを動かすためには周りを見る、認知することが重要になってきます。

ここで少し、岡田メソッド【認知の原則】を整理したい。

プレーのプロセスの重要視

状況を観察し、分析のための情報を収集する

見ること(認知)⇒原則に基づいて分析⇒プレーを選択⇒実行する

見えていないと判断する基準がわからないので、見る(認知)することは非常に重要になる

認知のポイント
・何を観るか(相手、味方、スペース、ゴール)
・いつ観るか(ボールを受ける前、ボールの移動中、ボールを受けた時、プレーした後)
・どのように観るか(体の向きを整える、周りをみる、遠くから近くへ)

このようなことを意識しながら、ボールを保持していきます。

ただ、ボールを回すだけだとゴール前を固められてしまい、中々フィニッシュまでいけないので、今年は特にクロス攻撃にも力を入れているようですね。

3.基本のニアとファー

最終的にはゴールが決まったのはクロス攻撃からでした。

ドリブルの得意な近藤に対して、3バックの一人が対応します。そこに対して、ウイングバックがドリブルケアでカバーに入ります。

近藤が中にドリブルした時に、インディオが残りの2人3バックの間を狙ってニア(ボールから近い方)ポストめがけてスプリント

そこにDFがつられたので、中川がファー(遠い方)ポストめがけてスプリント

元々中川にマークをついてたボランチの選手はついていこうとしましたが、山田が気になったので、後ろに受け渡しを行いました。

ただ、インディオがマークを連れていっていたので、スペースができて、教科書通りのクロスの動きによってマークを連れ出し、スペースを使うことができましたね。

動画はこちら

ここでのポイントは中川のゴール前に入ってくるタイミングが素晴らしいということですね。最初からゴール前にいたら、センターバックやウイングバックの選手にマークをつかれていたと思います。

あえて、2列目からはいっていくことによって、受け渡しの難しい対応を相手にさせることができました。

あのスペースは中川にしか見えなかったのかもしれませんね。つまりこれが認知することですね。

まとめ

今日は
【点取り屋には見える!認知の原則を使いこなせ!】
ということでみていきました。

内容は
1.噛み合わせ ⇒ 攻撃時には数的、位置的優位がある
2.ボール保持率リーグ2位の今治 ⇒ 認知の原則を理解する
3.基本のニアとファー ⇒ 点取り屋にはスペースがみえる

中川選手コメント
近藤(高虎)選手があそこで持ったらボールが来るということは練習からやっていたので、それを信じて走ったら良いボールが来ました。自分が試合を決めたいという気持ちで臨んでいたので、決めることができて良かったです。

ボール保持からのクロストレーニングを積み重ね、得点に至る。トレーニングしたことが試合で出るのは気持ちいいものですね。

次節 4月17日(日)13時キックオフ vsいわきFC

フィジカル軍団に対してどのような対策を練るのか非常に興味深いですね。相手が得意なのは球際、切り替え、ハードワーク。それに対してボールを動かし、相手の隙きができたところを狙うのか、それとも別の方策か。

楽しみですね。

【公式】ハイライト:FC今治vsヴァンラーレ八戸 明治安田生命J3リーグ 第5節 2022/4/10

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