J3 第27節 FC今治 vs ガイナーレ鳥取 【サイドチェンジ&ローテーションプレー】

戦術

こんにちは。石本です。
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本記事の執筆者
選手歴 愛媛FC・FC今治 現在はシニアでのんびりとプレー
ライセンス サッカーA級・フットサルB級・GKL3
指導歴 15年以上(サッカー・フットサル)
趣味 読書(フットボール中心に年間100冊以上)

今日はFC今治 vs ガイナーレ鳥取の試合をみていきたいと思います。

今回は
【サイドチェンジ&ローテーションプレー】
ということで見ていきたいと思います。

入場者数 2886人

フォーメーション 1-4-1-2-3(今治)1-4-4-2(鳥取)

試合結果 FC今治 3-0 ガイナーレ鳥取

シュート数 FC今治 12-13 ガイナーレ鳥取

得点者
1分 山田 貴文(今治)
5分 千葉 寛汰(今治)
61分 インディオ(今治)

1.噛み合わせ

まずは噛み合わせをみてみたいと思います。

今治は1-4-1-2-3で鳥取は1-4-4-2ですね。噛み合わせると、図のように中盤で3対2の状況、CFとCBのところで1対2の状況になっています。

2.サイドチェンジをパススピードを高めて繰り返す

まずは前半1分の1点目を見てみたいと思います。

CBからウイングのインディオに強いパスでサイドチェンジ。それに合わせて、山田がインディオの背後に流れることでボランチを引き出す。

ボランチが引き出されるということは1ボランチになるということ。

その1ボランチが中に絞ると逆のインサイドハーフがフリーになる。もちろん逆サイドはフリーであることに間違いはない。

このサイドチェンジからのクロスから得点が生まれる

動画はこちら

他にも同じようなシーンがあり再現性がありました。

3.ローテーションからワンタッチ背後

続いて5分の千葉の得点シーン。ここも同じように右サイドにボールが入ったタイミングで山田が抜け出します。山田に対してマンマークでボランチが対応しますが、ボランチのいたスペースに千葉がボールを受けに入ります。

CBが千葉に対してついてきたので、背後のスペースが空きました。そこにワンタッチで背後を取り、千葉がいたスペースには逆のインサイドハーフの三門が入ってきます。

そこに山田がクロス、中盤に落ちていた千葉が相手より早く攻め上がりレイオフ(岡田メソッドではデカラ)し、フィニッシュ。

素晴らしいローテーションからのゴールでしたね。

動画はこちら

まとめ

今回は
【サイドチェンジ&ローテーションプレー】
ということで見ていきました。

内容は
1.噛み合わせ ⇒ 1-4-1-2-3対1-4-4-2の急所は
2.サイドチェンジをパススピードを高めて繰り返す ⇒ パススピードで飛ばしパスから山田のローテーション
3.ローテーションからワンタッチ背後 ⇒ CBを釣り出し、背後をつかう

ローテーションで相手の4-4-2を拡散し、空いたスペースを使う。そしてレイオフ(デカラ)によってフィニッシュや人数をゴール前にかけることによってセカンドボールを拾う。

素晴らしいローテーションからの崩しでした。

【公式】ハイライト:FC今治vsガイナーレ鳥取 明治安田生命J3リーグ 第27節 2022/10/2

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