J3 第18節 アスルクラロ沼津 vs FC今治 戦術分析 【試合を面白くみるコツ、フォーメーション編】

戦術

こんにちは。石本です。
いつもご覧いただきありがとうございます。

今日はアスルクラロ沼津 vs FC今治の試合をみていきたいと思います。

今回は
【試合を面白くみるコツ、フォーメーション編】
ということでみてみたいと思います。

入場者数 2114人

フォーメーション 1-4-1-2-3(沼津)1-4-4-2(今治)

試合結果 アスルクラロ沼津 0-1 FC今治

得点者
72分 千葉 寛汰(今治)

1.噛み合わせはいつ見る?

まずは噛み合わせについてみてみたいと思います。

沼津は1-4-1-2-3で今治は1-4-4-2というフォーメーション

その噛み合わせですが、いつみればいいでしょうか。

①試合前
②試合中
③試合後
④気にしない

結論から言うと①の試合前に確認しておけば、それぞれの特徴と起こりうる現象が予測できます。なぜ、うまくボールを前進できているのか、なぜ、ボールを奪えているのか、その逆もしかり。

試合前に予想フォーメーションを確認し、ぜひその噛み合わせでどのような事象が起こるのか、予測しながらみてみてください。

2.試合中のフォーメーションはどうみる?

そしてフォーメーションが確認できたら試合中になりますが、攻撃時、守備時にそのままのフォーメーションでいくのか、それとも可変システムにより噛み合わせを変えるのか見てみてください。

今回は守備時の沼津は1-4-4-2に守備可変します。

そうすることで、積極的にプレッシングをかけれるようになります。

原則は守備は噛み合うように、攻撃は噛み合わないようにしていくとうまくいくようになります。

そのために攻撃時に「偽〇〇番」という変則な動きをすることで相手のマークをずらしていくことがあります。

3.スタッツにも注目

これは試合後の結果論になりますが、今回の試合は1-0というウノゼロで今治が勝利しています。

それはFKの折り返しによるものでしたね。

動画はこちら

そこでスタッツに注目してもらいたいところ

フットボールラボより

ボール支配率は沼津の方が部があります。

シュート数は沼津14本と今治15本でそう差はありません。

しかしFKの数が沼津8本、今治17本ということで2倍近く違います。球際に対して強くいく沼津に対して、オープンコントロール、クローズコントロールを使い分ける今治。クローズ時にファウルを受けていることが多いように感じました。

その結果、FKが多くなり、決勝点もFKから生まれたということにもつながりました。

まとめ

今回は
【試合を面白くみるコツ、フォーメーション編】
ということでみてみたいと思います。

内容は
1.噛み合わせはいつ見る? ⇒ 試合前
2.試合中のフォーメーションはどうみる? ⇒ 攻撃可変、守備可変があるかみてみる
3.スタッツにも注目 ⇒ 今回はFKをみてみる

より試合を楽しくみるコツ。選手個人個人をみるのも楽しいけれど、少し踏み込んでみてはどうでしょうか。

今まであまり気にしなかったフォーメーション。そこには戦術が隠されています。そこには対策が隠されています。

それを知ることで、選手たちと同じピッチで戦うということが味わえるのではないでしょうか。

いけー!がんばれー!というのも楽しいですが、その手があったか!だからそこにその選手なのか。というような見方ができるとまた違った楽しみ方ができますね。

ぜひ、参考にしていただければ幸いです。

【公式】ハイライト:アスルクラロ沼津vsFC今治 明治安田生命J3リーグ 第18節 2022/7/23

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