ユーロのトレンドを探る!

今回は
フットボリスタ2021年9月号
から学ぶ
 
「カルチョ新時代のはじまり」
 

1.2017年のロシアW杯の出場権を逃したことが新時代の契機に

 
2010年から育成プロジェクトを進めていたが、2017年にW杯を逃し、2018年にマンチーニ監督が就任
 
下部カテゴリーとの連携、連動、同じゲームモデルでの代表作りがスタート
 
日本も同じように、連携、連動している。その結果がオリンピック4位という結果をもたらした。
 

2.ユーロ7つのトレンド

トレンド①
イタリアが見せた縦思考のポジショナルプレー
明確なゲームモデルとプレー原則に基づいた組織的な戦術が上回った
トレンド②
ハイプレスではなく、トリガープレッシング
トレンド③
SBとWBの戦術キーマン化
SBがあまり、高い位置を取らず、幅をタッチライン際まで取らない。
トレンド④
攻撃人数の増加に伴う「CFのタスクの流動化」
CBのレジスタ機能
トレンド⑤
わずか1ゴール…直接FKから点が入らない
自主トレの減少がFKの質を下げたか。、
トレンド⑥
5レーン占有に対抗する3バック(5バック)の増加
重要なのは配置ではなく、プレー原則
トレンド⑦
セットプレー守備はゾーンが主流
VARでデュエルを見逃されなくなったことから
セットプレー専門コーチ、スローイン専門コーチ
 
細かくはフットボリスタで
 
各クラブのリーグ戦でトレンドとなっていることが、代表戦でも現れる。より、戦術の落とし込みに時間をかけれた国とメンタルを高めれた国が勝利をつかんだ。
 

3.カルチョ新時代

セリエA監督大移動。20チーム中12チームが新監督となる。
インテル コンテ→S.インザーキ
ユベントス ピルロ→アレグリ
ナポリ ガットゥーゾ→スパレッティ
ラツィオ S.インザーキ→サッリ
ローマ フォンセカ→モウリーニョ
サッスオーロ デ・ゼルビ→ディオニージ
サンプドリア ラニエリ→ダベルサ
エラス・ベローナ ユリッチ→ディ・フランチェスコ
フィオレンティーナ イアキーニ→イタリアーノ
スペツィア イタリアーノ→チアゴ・モッタ
トリノ ニコラ→ユリッチ
エンポリ ディオニージ→アンドレアッツァーリ
 
イタリアの新時代が始まり、見逃せない。
イタリアでの吉田麻也はイングランドはハイプレスがくるから強さが求められたが、イタリアは前から来ない分、球出しを求められると、国よっても求められるものが違う。
 

終わりに

いよいよ、各クラブリーグ開幕
何を観て、何を観ないか。
いや、全て観たいと思う。それは物理的に無理。
 
どこをベンチマークしてチームに取り入れるか。
早速、ブレントフォードがアーセナルからロングスローでゴール。
日本でもスローインの専門コーチも出てくるか。
 

コメント

タイトルとURLをコピーしました