こんにちは。石本です。(プロフィールはこちら)
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今日は愛媛FC vs ジェフユナイテッド千葉の試合をみていきたいと思います。前節3失点で22位の愛媛と前回ドローで勝利を持ち帰りたい千葉。
クロス攻撃を武器にする千葉か、ゲーゲンプレッシングの愛媛か。
今回は
【ゲーゲンプレッシング前の仕掛け】
ということでみていきたいと思います。
入場者数 2393人
フォーメーション 愛媛1-4-4-2 千葉1-4-4-2
試合結果 愛媛FC 1-1 ジェフユナイテッド千葉
1.ゲーゲンプレッシング前のビルドアップ
ゲーゲンプレッシングがきれいに決まり、ゴールが生まれましたね。実はその前のビルドアップのところからゲーゲンプレッシングをするための仕掛けがありました。
ゲーゲンプレッシングとは何?という方もいると思いますが、相手がボールを奪い、カウンターを仕掛けようとしたときに、プレッシングをかけることでカウンターを防ぐことと同時に、奪った瞬間人数を多くしていることで、意図的に決定的なチャンスを作り出すことですね。
センターバックが持った時のポジションニングですが、ジェフは2トップで数を合わせてボールを取りにきていました。
それに対して、愛媛の両サイドバックの前野選手と茂木選手が前に上がります。愛媛のセンターバック2枚とジェフのFW2枚で2対2になりますが、そこに森谷が左サイドに落ちてきます。
そこで3対2の状況ができますね。それに対してジェフはサイドハーフの岩崎がプレッシングにきますが、こうなれば、左サイドの前野選手と2対1の状況ができます。
今回はヴェルディの岩崎選手が外切りでサイドバックのパスコースを切ってきたので、中に戻しました。
この時、サイドハーフが上がったので、そのスペースがあきましたね。そこに川村選手がはいっていきます。
ボールが大谷選手に渡った時、近藤選手が寄っていきます。そうすることで、ジェフのセンターバック前のスペースをつくることができました。
そこに対して小暮選手がはいってきましたね。ジェフの選手が前に出てきたので、ゲーゲンプレッシングの準備が整いました。
ポイントをおさらいしてみます。
・サイドバックが前に上がりスペースを作る
・森谷選手が左のスペースを使う
・川村選手が中に入る
・近藤選手が落ちてきて、ボランチをひきつける
2.ゲーゲンプレッシングからの得点
次にゲーゲンプレッシングからの得点についてみていきたいと思います。
スペースができたところの小暮選手めがけて長いボールを差し込みます。ヘディングで川村選手に落とします。そこに対してジェフの熊谷選手もボールを奪いにいきます。
長いボールが入り、熊谷選手がボールを奪いそうな時と同時に近藤選手がスピードアップでゲーゲンプレッシング。ボール奪取に成功した後、川村選手の前にこぼれたところをシュート。
ジェフGKの足の股を通ったので、ボールをみることができず、シュートに対しての反応が遅れ、ゴールがうまれましたね。
ここでのポイントは
・ヘディングで競り勝ち、相手がボールを奪った瞬間にプレス
・奪い返した時が最高のチャンス
・相手の股抜きシュート
・GKはボールが見えず、ゴールイン
3.ジェフ千葉のJ1を狙うクロス攻撃
セットプレーからの流れでしたね。こぼれ球を千葉の選手がボールを下げて、そこからクロス。それを鈴木がどんぴしゃですばらしいゴール。
ポイントは
・鈴木が愛媛のセンターバックと左サイドバックの間にはいる
・そこに落ちてくるようなクロスの質
・タイミングぴったりのクロスをヘディングシュート
まとめ
今回は
【ゲーゲンプレッシング前の仕掛け】
ということでみていきたいと思います。
1.ゲーゲンプレッシング前のビルドアップ → 相手を引き出す
2.ゲーゲンプレッシングからの得点 → 空いたスペースをスピードアップし使う
3.ジェフ千葉のJ1を狙うクロス攻撃 → DF間に落とすクロスの質、ヘディングの質
今回は、千葉のレベルの高いクロス攻撃に苦しみながら、失点1でおさまった。後半は守備のメリハリをつけることで、守備のクオリティをあげることができましたね。
(和泉監督コメント)
選手はすごくハードワークをしてくれた。前半、前から守備に行こうとしていたが、相手のCBが大きく広がってビルドアップをしていく中、全部前から行くのは難しいと思い、前半の飲水タイムで前から行けないときはブロックを作ってコンパクトにした状態で全体でプレッシャーを掛けていこうと修正した。それによって少し体力的な部分で温存できたこと。もう1つは後半でボールを握れる時間が作れたこと。それによる守備の負担が軽減できたのかなと思っている。
攻撃の方も意図したゴールシーンだったことがすばらしかったですね。さらにクロス攻撃の積み上げもみられました。今後のところで、クロスからのゴールシーンも出てきそうな臭いがしてきたのでたのしみですね。
(伊監督コメント)
90分続けられる力を備える必要がある。まだ90分間を通しての試合運びができていない。攻撃においては前半に良いチャンスがあったので、それを続けられるようにしたい。
サイド攻撃の質が高い中、フィニッシュが確実に決まってくるとゴールを量産する可能性もありますね。千葉のクロス攻撃にも注目していきたいと思います。
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