こんにちは。石本です。
いつもご覧いただきありがとうございます。
選手歴 愛媛FC・FC今治 現在はシニアでのんびりとプレー
ライセンス サッカーA級・フットサルA級・GKL3
指導歴 15年以上（サッカー・フットサル）
趣味 読書（フットボール中心に年間100冊以上）
今日は愛媛FC vs ガイナーレ鳥取の試合をみていきたいと思います。
今回は
【4バックを崩す鍵は何か】
ということでみていきたいと思います。
結論 ボランチの攻撃参加とフリック
入場者数 3558人
フォーメーション 1-4-2-3-1（愛媛）1-4-2-3-1（鳥取）
試合結果 愛媛FC 3-2 ガイナーレ鳥取
シュート数 愛媛FC 15-6 ガイナーレ鳥取
得点者
26分 曽根田 穣（愛媛）
45分＋３ 長谷川 アーリアジャスール（鳥取）
61分 茂木 駿佑（愛媛）
88分 佐々木 匠（愛媛）
90分＋6 長谷川 アーリアジャスール（鳥取）
１．噛み合わせ
まずは噛み合わせをみてみたい。
お互いに1-4-2-3-1で、２トップが縦関係のミラーゲームとなる。
２．中盤のフリック
前半18分の愛媛の攻撃のシーン。左サイドバックの山口がボールを持つ。ボランチの位置から、谷本が縦に駆け上がり、深澤のスペースを空ける。ボールを受けた深澤から受けに落ちてきた石浦に縦パス。その石浦についてきた鳥取ボランチのおかげで、空いたスペースを谷本がワンタッチフリックで受けることができた。
３．ボランチが関わるゴール前のフリック
後半60分の愛媛２点目のシーン。右のサイドバックからボランチの深澤に入ったとき、ハーフスペースを谷本が裏抜けする。ボールは来ないが、再度右の木村へ。そこから縦パスが入り、フリックワンツー、クロスからの茂木ゴール。
まとめ
今回は
【4バックを崩す鍵は何か】
ということでみていきました。
結論 ボランチの攻撃参加とフリック
内容は
１．噛み合わせ ⇒ ミラーゲームで、2トップが縦関係
２．中盤のフリック ⇒ ボランチを引き出す
３．ボランチが関わるゴール前のフリック ⇒ ボランチの裏抜けから人数を増やす
愛媛の攻撃の崩しにおいて、ポイントとなっているのが、ボランチの積極的な攻撃参加だ。ある時は相手の最終ラインを突破し、ある時は自陣のハーフスペースを埋めるべく戻る。box to boxの仕事をこなしている。
相手にとっては非常に脅威となる動きである。単なる配球とリスクマネジメントが仕事ではない。まさにチームの心臓として動き続け、スプリントし続ける。今後の動きにも注目したいところ。
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