J2 第32節 ブラウブリッツ秋田 vs 愛媛FC 戦術分析【球際とは魂の際と書いて魂際】

戦術

こんにちは。石本です。
いつもご覧いただきありがとうございます。

今日はブラウブリッツ秋田 vs 愛媛FCの試合をみていきたいと思います。ついに最下位になってしまった愛媛FC。そして今回対戦するのはラグビーサッカーの秋田。どのような対策をとったか楽しみですね。

今日は
【球際とは魂の際と書いて魂際】
ということでみていきたいと思います。

入場者数 1411人

フォーメーション 1-4-4-2(秋田)1-3-4-2-1(愛媛)

試合結果 ブラウブリッツ秋田 0-2 愛媛FC

得点者
6分 内田 健太
70分 藤本 佳希

1.フォーメーションの変更

秋田対策として行ったことはまずはフォーメーションの変更ですね。いつもなら1-3-5-2で2トップで相手のビルドアップに対してプレッシングにいきますが、今回は後ろを重たく(人数をかける)し、1-3-4-2-1にして最終的には1-5-4-1のブロックを形成

こうすることにより、いつものアンカーの脇や3MFがスライドした時にできるスペースも埋めることができますね。

5バックですから、当然サイドのレーンも埋めることができ、ボランチ、もしくはインサイドハーフと挟み込むことも可能になりますね。

90分間通して、試合開始時のルーズボール争奪合戦が続いたようなラグビーサッカーでした。そして、ファウルになるケースもかなり多くなるというヒートアップしたゲーム展開となりました。

しかし、愛媛にはセットプレーの強みをもっていました。

2.ファウルを利用する

愛媛はCKなどのセットプレーには強みを持っています。そこからの得点源は比較的多いですね。

前半5分のシーン。

内田の直接フリーキックが右下隅に突き刺さります。

その元となったのは1トップの藤本のストロングを活かした攻撃でしたね。個人で打開できる強さを持っている藤本に対して、秋田の選手は手を使って止めようとしたところをファウルとなりました。

まさにファウルを利用するという点ではかなりよかったですね。

動画はこちら

秋田の素早い2トップのプレッシングに対しても、藤本をターゲットにしてプレスを回避したところからバックパスの間接フリーキックを獲ることができましたね。

動画はこちら

やることがはっきりし、対策したことでメリハリが生まれましたね。

3.割り切って覚悟を決める

前回の敗戦からやることをはっきりさせ、明確になりましたね。

實好監督も次のようにコメント

前節の0-4の敗戦から気持ちを整理してやっていこうと試合に入った。あとは戦うところがプレーにどう出るか。

今回の整理されたポイント

・1トップにし、ブロック形成しセカンドボールを拾わせない
・クリアや前線の配球は藤本狙い
・相手が集結したらサイドにちらす
・ファウルを利用しセットプレーを活かす

相手が集結したところでサイドにちらすという場面から高木がフィニッシュまで持ち込みましたね。

動画はこちら

吉田監督のコメントでも

愛媛さんが覚悟を持って戦っていらした。覚悟には覚悟で。秋田の武器は秋田のひたむきさですので。チーム一体で戦うのみだと思います。

と強い覚悟を口にした。

まとめ

今日は
【球際とは魂の際と書いて魂際】
ということでみていきました。

内容は
1.フォーメーションの変更 ⇒ 1-3-4-2-1で隙を与えず、ストロングを活かす
2.ファウルを利用する ⇒ 相手の球際を利用し、フリーキックから得点
3.割り切って覚悟を決める ⇒ やることをはっきりさせる

とても素晴らしい勝利でしたね。

吉田監督の言葉で

球際は魂の際と書いて魂際

という言葉があるくらい、球際には魂を込めろと。今回はその球際に対してもFK数13と7で愛媛がよりクリーンな戦い方で、その球際を利用した。

實好監督コメント
ワンタッチでどんどんボールが背後へ出てくるので、そこは準備していたことではね返すことができた。相手のロングボールに対してもディフェンスラインのあのラインコントロールがなければはね返すことはできなかった。最終ラインだけでなく、中盤、前線も前にプレッシャーを掛けながら3ラインがコントロールされていた。

元センターバックの選手ですね。守備の細かいところまでこだわり、今回の球際合戦を勝利に導きました。

それでも秋田も何度も惜しいフィニッシュシーンまでいく場面があり、そういうシーンをすべて決めきる力がついてくるとこの秋田スタイルでJ1も見えてくる。

次節、京都を撃ち落とした長崎。どう戦うか、どう対策するか。強力なプレッシング、強力な外国人選手。やることを明確にし、勝利を期待したい。

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