J2 第23節 愛媛FC vs 東京ヴェルディ 【ポゼッションサッカーvsプレッシングサッカー】

戦術

こんにちは。石本です。
いつもご覧いただきありがとうございます。

今日は愛媛FC vs 東京ヴェルディの試合をみていきたいと思います。人とボールを動かし、ポゼッションでスペースを作り、スペースを使うスペーシングサッカーのヴェルディに対して、スペースとボール保持者の自由を奪うプレッシングサッカーの愛媛。

今日は
【ポゼッションサッカーvsプレッシングサッカー】
ということでみていきたいと思います。

入場者数 2467人

フォーメーション 1-3-3-2-2(愛媛)1-4-1-2-3(東京)

試合結果 愛媛FC 2-2 東京ヴェルディ

得点者
5分 近藤 貴司(愛媛)
21分 ンドカ ボニフェイス(東京)
38分 オウンゴール(東京)
90+1分 榎本 大輝(愛媛)

1.かみ合わせ

まずかみ合わせをみてみる。お互いの狙いはなんだったのか。

東京のスペースを作る、スペースを使うスペーシングサッカー。相手を前に引き出しておいて、その背後だったり、ハーフスペースだったりを狙いたいところ。

一方、愛媛はスペースを狙う東京に対して、スペースを使わせないように配置。2トップを置いたのも、2センターバックに対して規制をかけ、次のボールを受ける選手に対してのプレッシングをかけたい狙い。

合わせて、相手がビルドアップでかいくぐってきたところを両ウイングバックが下がり5バック化として、中盤は3枚+2トップの規制によってスペースケアを行うもの。

2.ポゼッション×プレッシング

前半開始早々、愛媛の前からのプレッシングが発動された。ヴェルディに安易にポゼッションさせない積極的なプレッシング。

パスコースと自分のマークの中間ポジションをとりながら、バックパスが出た瞬間にトリガーと引く。

連動して、パスコースを切るカバーシャドウをしながらの中切。

後ろは吉田が狙う。プレッシングを回避しようと藤本の背後からパスコースを作るヴェルディ。

パスコースをつくるまではよかったが、最初のファーストタッチを狭い方へおいてしまったことが、愛媛のプレッシングの網にかかることになる。

連動して忽那が縦切りでプレッシング囲い込み。

さらに田中も囲い込みボール奪取。

近藤につなぎ、ミドルシュートからチェックメイト。

近藤選手コメント
給水まではとにかく前からアグレッシブに行くというのをチームとして共有していた。自分のゴールもそうだけど、入りのところからそれができた部分はあったと思う。
サイドのところで良いプレスが掛かって、(田中)裕人くんからボールを受ける前からスペースが空いている感覚があった。あの位置からのシュートも練習していたので、自信を持って打つことができた。相手に当たったけど、決めることができて良かった。

動画はこちら

3.バックステップアクションで相手を困らせる東京

東京の2点目はスペースで小池がボールを受けてからゴール前のカオスを制したプレー。しかし、なぜ小池が簡単にあのスペースでボールを受けることができたのか。

1トップの端戸の動きに注目してみる。浦田とのかけひきのためのバックステップアクション。ボールに対して、浦田が出ていけば端戸と2vs1を作られる。

浦田が小池のマークを取れば、端戸がフリーになる。

うまく立ち位置を取りながらスペースを作る動き、使う動きのスペーシングサッカーによって崩しが成功した場面。

動画はこちら

まとめ

今日は
【ポゼッションサッカーvsプレッシングサッカー】
ということでみていきました。

内容は
1.かみ合わせ → 相手の使いたいスペース、消したいスペース
2.ポゼッション×プレッシング → ボールを失わずに前進に対して規制しフィニッシュまで
3.バックステップアクションで相手を困らせる東京 → 相手が困る体の向き、ステップ

両チームの良さが出たいい試合だった。

(實好監督コメント)
狙いどおり前に重心を置いた守備から良いゴールができたし、良い試合の入りができた。そのあとも継続して前に重心を置いてやったが、東京Vさんの立ち位置の巧みさもあって、さらに攻勢を仕掛けることができなかった。自分たちが行くところのスキを突かれてCKから失点し、そこから逆転はされたけど、前に人をかけながらプレーし、ボールを動かされたら後ろに人をかけてプレーした。前に行く意識があったからこそ最後のゴールにも結びついたと思うし、選手たちがすごく努力した中での同点。選手、サポーターのパワーを感じた試合だった。

はっきりした狙いで選手もわかりやすく効果的に動いていたのが印象的。

(永井監督コメント)
試合は入りにビルドアップの失敗で失点してしまったが、長いシーズンを通して事故に近い失点はつきものですし、そこは選手たちも割り切って、すぐ頭を切り替えて、また試合に入れたのはすごく良かったと思う。われわれのサッカーをやっている上で、100%でハーフウェーラインを越えるかというので、ミスはなくさなければならないが、ビルドアップの失敗、事故に近い失敗については自分の中でも反省はしますが、だからといってそこを怖がってビルドアップしない、ボールを持つことをやめてしまうというのは少し違うかなと思います。
そしてそのあと、われわれのスペーシングというところ、グラウンドのどこにスペースができるのか、作るのかというのはよくプランどおりにやってくれたのかなと思います。
前から来る相手、そして相手の後ろの5枚をわれわれのワイドとフリーマンで張り付けることで、裏のスペースをうまくハル(井出 遥也)と(佐藤)優平が使えていて、良いパフォーマンスだったと思う。攻撃も良い形が何度かできた。最後、きちっと決めるところの精度は上げていかないといけないが、攻撃はよくやれていたかなと思います。

失敗は成功の母。原因をトレーニングして精度上げていく。スペーシングサッカーの追及にブレない姿勢が素晴らしい。さらに向上することでより得点を積み上げることでヴェルディらしさが出てくる。

【DAZNハイライト】2021.7.18 明治安田J2 愛媛FC vs 東京ヴェルディ

DAZN

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