2023 J3 第24節 愛媛FC vs カマタマーレ讃岐 【強固な守備ブロックを破ったポイントは何か】

戦術

こんにちは。石本です。
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本記事の執筆者
選手歴 愛媛FC・FC今治 現在はシニアでのんびりとプレー
ライセンス サッカーA級・フットサルA級・GKL3
指導歴 15年以上(サッカー・フットサル)
趣味 読書(フットボール中心に年間100冊以上)

今日は愛媛FC vs カマタマーレ讃岐の試合をみていきたいと思います。

今回は
【強固な守備ブロックを破ったポイントは何か】
ということでみていきたいと思います。

結論 キックモーションで相手の逆を取る

入場者数 4225人

フォーメーション 1-4-2-3-1(愛媛)1-4-4-2

試合結果 愛媛FC 3-2 カマタマーレ讃岐

シュート数 愛媛FC 9-10 カマタマーレ讃岐

得点者
5分 赤星 魁麻(讃岐)
23分 吉田 源太郎(讃岐)
34分 松田 力(愛媛)
75分 松田 力(愛媛)
86分 谷本 駿介(愛媛)

1.噛み合わせ

まずは噛み合わせをみてみたいと思います。

愛媛が14-3-2-1で、讃岐が1-4-4-2ということで、2トップが縦関係か横関係かということで基本ミラーゲームになるかと思います。

2.ベテランの2アシスト

愛媛FC2点目の同点弾、3点目の逆転弾ととても素晴らしいものでした。もちろん、ファーストゴールの茂木、松田のホットラインは健在ですね。

そんな中、久しぶりの出場となった前野のアシストから2点目、3点目はうまれた。

後半74分、愛媛のコーナーキックから讃岐が一度は弾くが、そのボールを愛媛が拾い、動き直した前野へ配球。そこから中へのクロスモーションと見せかけ、バイタルエリアにいた松田へパス。

スムーズにコントロールシュート決まる。

松田のシュートはすばらしい。合わせて前野の受け手が楽になる配球の仕方が見事でしたね。

動画はこちら

そして、逆転ゴールとなる3点目も前野を起点とした攻撃が谷本のスーパーゴールを産んだ。

動画はこちら

3.CBを超え、GKが出れないターゲットエリア

一方、讃岐の先制点は質の高いものだった。

DFの足にもあたったようにも見えるが、インカーブのクロスはCBをこえてファーのターゲットエリアへ。ターゲットエリアとはGKが出にくいエリアという場所。

ちょうど、ファーのターゲットエリアにボールが落ちてくる軌道で、非常に質の高いクロスとなった。

動画はこちら

まとめ

今回は
【強固な守備ブロックを破ったポイントは何か】
ということでみていきました。

結論 キックモーションで相手の逆を取る

内容は
1.噛み合わせ ⇒ 2トップが縦関係か横関係
2.ベテランの2アシスト ⇒ キックモーションで相手の逆をとる
3.CBを超え、GKが出れないターゲットエリア ⇒ 質の高いクロス

質の高いクロスと、ゲーゲンプレスからの得点により2点先制されたが、茂木、松田のホットラインとベテランの駆け引きによって、スーパーゴールを生み出し、勝利へ導いた。

【DAZNハイライト】2023.8.26 明治安田J3 愛媛FC vs カマタマーレ讃岐

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