目隠し遊びで始めるインクルーシブ教育 

今回は
目隠し遊びで始めるインクルーシブ教育 菊原伸郎
から学ぶ
 
10000冊チャレンジ 464冊目(今年14冊目)
 
目隠し遊びで始めるインクルーシブ教育から得たもの
 
結論 多様性を受け入れ、解決策を身につける時代
 

1.普通ってなんだろうか

普通はこうだろうと言われても、普通とは人それぞれ
普通はと言われたら、人それぞれなので、そういう意見もあると受け入れる
 

2.ユニバーサルデザイン

ユニバーサルデザインの7原則(メイツ)
①誰にでも公平に利用できる
②使う上で自由度が高いこと
③使い方が簡単ですぐわかること
④必要な情報がすぐに理解できること
⑤うっかりミスや危険につながらないデザインであること
⑥無理な姿勢をとることなく、少ない力でも楽に使用できること
⑦アクセスしやすいスペースと大きさを確保すること
 
授業のユニバーサルデザインと共同学習
授業のユニバーサルデザインの7原則
①すべての児童生徒が学びに参加できる授業
②多様な学び方に対し柔軟に対応できる授業
③視覚や触覚に訴える教材・教具や環境設定が準備されている授業
④欲しい情報がわかりやすく提供される授業
⑤間違いや失敗が許容され、試行錯誤しながら学べる授業
⑥現実的に発揮することが可能な力で、達成感が得られる事業
⑦必要な学習活動、20分に取り組める課題設定がなされている事業
 
幅広く、多様性があり、許容され、時間ないに課題に取り組み、達成感がある
すべての児童生徒が対象という視点がポイント
 

3.取り組みの工夫

グルーピングの工夫
どれだけ跳べるかと言う技能ではなく、踏切、着中、空中姿勢、着地の中から自己にあった課題を見つけ出し、その後課題ごとにグルーピングして解決する練習をした
 
つまり、対象は自身の課題であり、解決する力を身につけること
 

終わりに

制限がかかることで、気づきを得る
当たり前が当たり前でないことに気づく
よりいい部分に目がいくようになり、特徴を最大限にいかす
 
なんとなく手にとった本だった
しかしながら、普段の指導での課題の解決策がこの中にあったように感じる
 
できないことで、能力の差と捉えるのではなく、工夫で能力を引き出すことが可能になる
 
それぞれにあった課題を解決する力を身につけることが重要である
 
目隠し遊びで始めるインクルーシブ教育 菊原伸郎

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