サッカークリニック2021年 4月号 【サッカー先手をとる3つ】

こんにちは、石本です。今回はこの本で勉強です。

サッカークリニック2021年4月号

今回は
【サッカー先手をとる3つ】
ということでみていきます。

1.サッカーのラグビー化

ブラウブリッツ秋田の吉田監督のインタビューの中から次のようにありました。

サッカーにおける個人お強度、チームの強度を上げるためには、フィジカル能力の向上は欠かせません。サッカーは今後、さらに強度が上がり、「ラグビー化」すると思っています。
強さ、速さ、走るフォーム、ボールを奪うためにフル加速してからの減速と方向転換、これらの力を連続して90分間、出せるかどうかが重要になる。

世界トップのレバンドフスキもフィジカル強化し、自己管理を徹底したことで大きく飛躍しました。J3を独走した秋田の強さにはラグビー化があったようです。

2.長谷川流ゲームプランの作り方

高校サッカー選手権を制覇した山梨学院の長谷川監督のゲームプランの作り方はとても参考になります。

自分たちのやりたいサッカー=プレーモデル。私は、自分たちよりも力のあるチームに対してどう戦うかという「弱者の視点」を常に持っています。選手層が薄いチームが厚いチームと戦うときのプランをきちんと考えると、何にフォーカスを当てるべきか浮き出てくると思います。相手のストロングをどう消して、自分たちの良さをどう出すかが土台になります。

格下とやるときはプレーモデルを貫き通せますが、格上とやるときに何を捨て、何にフォーカスするかという目を養うことが大事ですね。

3.GK勝利に導く「神の声」

今回から新連載のところですね。GK指導もしているので、とても参考になります。GKの声の3つの目的や10個のフレーズなど、分かりやすく整理されているので、すぐに使えますね。

3つの目的
①指示「ボールに寄せろ」
②情報伝達「逆サイド、フリーだぞ」
③叱咤激励「最後まで気を抜くな」

GKは声だし一つで、チームががらりと変わります。愛媛FCの秋元選手の「球際!」という声掛けもゲームモデルの肝となる部分。神の声にも種類があり、それを整理することでワンランク上のプレーヤーになることができますね。

おわりに

各年代の結果を出している監督、コーチへのインタビューなどはとても参考になります。やはり、最先端の情報を取り入れていますし、別種目からのいいところ取り組みなどもみられます。

これは、ラグビーのエディー監督も同じようにサッカーから戦術的ピリオダイゼーションを取り入れたことと重なりますね。毎月買いに行くのもめんどくさいという人は、定期購読がおすすめです。

金額も安くなりますし、発売されたら家に届きますし、とても便利です。

 

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