こんにちは。石本です。
いつもご覧いただきありがとうございます。
今日はFC今治 vs カマタマーレ讃岐の試合をみていきたいと思います。
今回は
【得点が起こる時間帯の楽しみ方】
ということでみていきたいと思います。
入場者数 2012人
フォーメーション 1-4-4-2（今治）1-3-1-4-2（讃岐）
試合結果 FC今治 2-1 カマタマーレ讃岐
シュート数 FC今治 7-6 カマタマーレ讃岐
得点者
40分 千葉 寛汰（今治）
49分 佐々木 渉（讃岐）
53分 安藤 智哉（今治）
１．噛み合わせ
まずは噛み合わせをみてみたい。
今治FWと讃岐CBのところで2対3の状況、中盤で２対３の状況、サイドでは今治の数的優位で2対１。讃岐は下がるか、インサイドハーフがスライドするか、ウイングバックが出てくるか。
２．CBが上がってくるセットプレー
今治の得点シーンをみてみたいと思います。
前半３９分、讃岐のロングスローでした。ロングスローということは、高さを利用するため、CBが上がってきます。当然、リスクマネジメントのため、その対応できる選手を後ろに残しますが、CBほどの守備力はないというのが多いですね。
そのロングスローの跳ね返りを武井が競り勝ち、三門が持ち上がり、千葉のプルアウェイしたところへ配球し、千葉のカットインコントロールから股抜きシュートによってGKにの逆をつく。
ポイントは武井のヘディングの競り勝ちとその競ったボールを落とすところをカウンターが打てる前に落ちたというところですね。
３．チャンスとピンチは表裏一体
後半４８分のシーン。今治は中川から千葉へのスルーパスから得点になるが、惜しくも１歩出ており、オフサイドとなる。
ここで、「惜しい」と思ったときに「隙」は訪れる。
そのオフサイドのロングキックからの落としをスルーパス、そこからサイドに落としワンツー。そこをダイレクトでクロスを上げる。FWの消える動きから、CBの前を取り、フリックしたボールをライン間でフリーになっている讃岐の佐々木がゴール。
この魔の時間帯を制するのが、勝利の原則となる。
そして、今度はすぐに今治のキックオフから流れでスローインとなり、千葉から近藤につなぎ、シュートが讃岐選手の手にあたりPKとなる。
おそらく気を引き締めて集中はしていたDFラインでしたが、手を後ろで組むなどのリスクマネジメントがとっさのプレーで抜けてしまい、PK。
まさにチャンスの後にピンチありでしたね。
まとめ
今回は
【得点が起こる時間帯の楽しみ方】
ということでみていきました。
内容は
１．噛み合わせ ⇒ 数的不均衡をどう対策するか
２．CBが上がってくるセットプレー ⇒ 後ろに残る選手はCBほどの守備力はもたない
３．チャンスとピンチは表裏一体 ⇒ そこをどういかすか、消すか
得点が起こる時間帯は、チャンスやピンチの後起こる。そう思えば、観戦方法や楽しみ方もまた増してくる。
ぜひ、そういう視点を持ちながら、観戦、分析してみてはどうでしょうか。
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