勝利をつかむための方法とは何か

今回は
ダブル・ゴール・コーチ
から学ぶ
 
「勝利をつかむための方法とは何か」
 
結論:ダブルゴールの設定

1.犬が吠える理由

庭の犬がほえる
うるさいと犬を叱る飼い主
だが、全体をみるとそこには泥棒の姿が
指導者も目の前の現象に意識がいき、もっと大切な全体を見ることを忘れていないか。
 
目の前の勝利か、熟達か
 
どちらが重要なのか、どちらを選ぶべきなのか悩みますね。

2.成果目標と行動目標

点を取ることが成果目標なら
シュートを打つこと、動き出しをすること、ボールを奪うことが行動目標
成果目標だけにこだわると、負けたときはメンタルをやられてしまう。行動目標を持っておくとたとえ大量失点したとしても頑張れる。大量得点したとしても集中して続けられる
 
第一の目的 勝つこと
勝利がすべてであるという考え方に落とし込まれてしまうと大きな問題
第二の目的 人生の教訓
グラウンドで頑張ることを通じて、人格形成に資することを子供たちが経験すること

勝者を再定義する
スコアボード上の勝者から熟達(マスタリー)の勝者へ
ダブルゴールの設定。勝者を再定義することから勝者への道は開ける。
では、どのように道を作っていくのでしょうか。

3.段階的な才能開発

【楽しさを求める段階】
スポーツを始めた初期には楽しさを植え付け、とにかく好きにさせる。
【技術を求める段階】
次の段階では、技術の習得になるが、それが任務のよつになるとつまらない、やめたいと身をひこうとする。
楽しさを維持し、技術の習得を目指すことが必要。
【上達を求める段階】
さらに上達を求める段階。より厳しさを乗り越える必要があるが、より結果にフォーカスしがちだが、行動目標にも目を向ける。
楽しさ、好きであることをベースにあるからこそ段階的に才能を開発できる
 
子供のスポーツに対するやる気を出させるような良い会話をするための6つのステップ
①目的を設定する 同輩として会話する
②それから?もっと聞きたいと言う態度で聴く
③とにかく聞く
言うのではなく問いかけ
答えに広がりのある質問をする
聞いているということを伝えよう
④話すタイミングは子供に任せる
子供が主導権を握る方がよりよくなる
⑤アクティビティを通じてつながる
子供の好きなことを一緒にする
⑥あなたとの会話を楽しんでくれる子供がいることを楽しむ
もっと聞きたいと耳を傾けること
軸を自分から相手に。
知識を得れば得るほど、自分中心になってしまうと反省。その知識は相手の喉が渇いた時に差し出すものとして出すこと重要

終わりに

勝利と熟達のダブルゴールを設置。
どちらを意識した方が勝率が上がるか。
もちろん勝利を意識した方が上がると思いがちだが、実は後者。
勝利を目指した上での熟達。
 
指導者が現場で悩む苦労が目から鱗のように希望に変わっていく
 
仕事もお金とやりがいのダブルゴールかもしれない。
お金だけだとやりがいが持てなく不幸になることもある。やりがいだけだと、持続可能ではなくなるかもしれない。
 
監督とは、平凡な人から非凡なパフォーマンスを引き出すことができる人であり、時間をかければ平凡な人が非凡な人になる手助けをできる人である
 
そんな監督を志すあなたの心のバイブルになればいい
 
#読書 #ダブルゴールコーチ #ジムトンプソン

コメント

タイトルとURLをコピーしました