自分の眼は節穴かアナリストか

今回は
サッカーアナリシスのすヽめ
から学ぶ
 
「自分の眼は節穴かアナリストか」

1.新しい4局面

新しい4局面の捉え方
①自陣での攻撃
②敵陣での攻撃
③敵陣での守備
④自陣での守備
真ん中はその後どちらの自陣の攻撃か守備か
攻撃は
ビルドアップとフィニッシュ
守備は
プレッシングとブロック
ともいえる
 
 
 
攻撃、守備、攻撃から守備の切り替え、守備から攻撃の切り替えが今までの4局面。
攻撃と守備を敵陣と自陣という捉え方により、より見たいものを見えるようになった。
それはサッカーが進化したからではないか。ビルドアップ×プレッシング、フィニッシュ×ブロックといった作図が出来上がる。

2.サッカーの時間帯という見方

0〜15分
フォーメーション、噛み合わせ、マッチアップ、テンションの高さ、キャプテンの振る舞い
15〜30分
ビルドアップ(自陣での攻撃)、相手は敵陣の守備、可変した場合はなぜ可変したのか、球離れの変化、コンパクトとはFWからDFラインまで30mと表す
30〜45分
敵陣での攻撃、相手は自陣での守備、チームとしてどう攻略しようとしているのか。最後はクロスかスルーパスかシュート
攻撃10回に対してクロスが2回、スルーパスは5回、シュートは1回など。サイドに出された時ボランチはどこまでついていくか
GKはゴールエリアを出るのか、閉じこもるのか、コーチングは的確か、クロスやスルーパスを出された時の反応は早いか
45〜60分
後半は前半との変化をみる、改めてビルドアップの確認、テンションの確認、点差等で変化の確認
60〜75分
選手交代の変化(相手のウィークをつくためのものか)、スピードの変化、ベンチの動き、4つの局面と掛け算してみる
75〜90分
4つの局面を重要視しない、パワープレーや守り固め、選手のメンタリティーとバイタリティ、声かけ(ポジティブかネガティブか)
 
 
15分×6セットという見方。その時間で行われることを整理し、分析、対策を練る。
30分からは修正点をメモしておき、ハーフタイムに修正するが、相手も修正してくることを考える
 

3.アナリスト的ゾーンの定義

ゾーンの定義
相手のシステムに合わせてピッチを切り分けていく
4つのゾーン
①ゴールライン〜FW
②FW〜MF
③MF〜DF
④DF〜ゴールライン
 
 
通常、横に3分割したアタッキングゾーン、ミドルゾーン、ディフェンシブゾーンが主流だが、アナリスト的ゾーンの定義としては各ライン間をゾーンと定義。
そこをどう越えていくか、遮断するか。越えるためにレーン変えが重要になってくる。
 

おわりに

オリンピックやワールドカップで優勝するためには国のサッカー力を上げる必要がある。
指導者はもちろん、選手、観戦する人も見る目が上がっていくことでより国のサッカー力が上がっていくのだろう。
よりよい楽しみ方が、できるようになることを想えばワクワクする。
 
マンチェスターシティでは以前4人のアナリストと日本に来日したとのこと。
それを考えれば、今後はアナリストというスタッフは増加してい来るのは間違いない。
 
サッカー観は大事だかが、サッカーで元プロということが重要ではない。動画作成、素材作成、プレゼン力、コミュニケーション力、などアナリストに必要な能力が問われる。
 

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