こんにちは。石本です。
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選手歴 愛媛FC・FC今治 現在はシニアでのんびりとプレー
ライセンス サッカーA級・フットサルB級・GKL3
指導歴 15年以上(サッカー・フットサル)
趣味 読書(フットボール中心に年間100冊以上)
今日はヴァンラーレ八戸 vs FC今治の試合をみていきたいと思います。
今回は
【中川の得点の嗅覚を言語化できるか】
ということで見ていきたいと思います。
結論 言語化し、決定率を上げる
入場者数 1711人
フォーメーション 1-3-1-4-2(八戸)1-4-2-3-1(今治)
試合結果 ヴァンラーレ八戸 0-1 FC今治
シュート数 ヴァンラーレ八戸 3-5 FC今治
得点者
60分 中川 風希(今治)
1.噛み合わせ
まずは噛み合わせをみてみたい。
どこかでみたようなフォーメーション。そう、前回のYSCC横浜のフォーメーション。そのときの今治は1-4-1-2-3だったが、今回は、1-4-2-3-1と中盤では噛み合わせてきた。
しかし、サイドでは、誰がプレスにいくのか、スペースを埋めるのかは事前に決めておく必要がある。
2.中川の得点の嗅覚を言語化できるか
後半59分、今治、中川の得点。
FWの嗅覚と言ってしまえば、それまでだろう。しかし、再現性や、その嗅覚を模倣したいとした時、言葉で説明すること、つまり言語化することで、獲得することができる。
近藤がカットインした時、中川はアクションを起こしているか。
答えはノーだ。それはなぜか。おそらく、近藤のシュートモーションや近藤と中川のアイコンタクトがないということで、アクションができないということだ。
合わせて、先に動いてしまうとDFが下がってしまうので、シュートを打った瞬間に動き出している。そうすることによって、DFがボールウォッチャーになっているのがわかる。
ボールを弾きそうなところにシュートを打った瞬間に動き出せば、先にスペースをとることができる。
・近藤は何をしようとしているのか
・アイコンタクトはあるか
・先に動かない
・シュートを打った瞬間、相手の背中から動く
・弾きそうなスペースをとる
といったところだろう。嗅覚、感覚を言語化できれば、子どもたちに指導できるし、得点の確率をあげることができるだろう
3.狙われたクロス攻撃
今治の失点を振り返ってみると、クロスからの失点が少なくない。
タラレバではないが、クロスからの得点が入らなくてよかったと感じる。
前半13分のシーン。シュートが枠外に外れたが、フリーで打つことができている。
前半41分のシーン。アーリークロスからのフィニッシュ。GKの伊藤に救われたが、ここもフリーで打つことができている。
後半86分のFKのシーン。DFも上がっていき、同点弾を狙う。ここもフリーで打つことができている。
結果は1-0で今治が勝利しているが、決して楽な戦いではなかったと言える。
まとめ
今回は
【中川の得点の嗅覚を言語化できるか】
ということで見ていきました。
結論 言語化し、決定率を上げる
内容は
1.噛み合わせ ⇒ サイドでは、マークの確認が必要
2.中川の得点の嗅覚を言語化できるか ⇒ アイコンタクトがなければ、シュートと同時にスペース確保
3.狙われたクロス攻撃 ⇒ 決めることができれば、別の展開に。
なぜ、得点がとれるのか。なぜ、そこにいるのか。それは感覚、嗅覚と言われるもの。しかし、言語化してみると、案外模倣することが可能なのかもしれない。
がむしゃらではなく、「今だ」というタイミングがあり、そこに「動く」、もしくは「誰かが動いたスペース」に動くということも必要なのかもしれない。
点をとるやつには訳がある。
ということで、自分のものにしてみよう。
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