2023 J3 第12節 いわてグルージャ盛岡 vs FC今治 【得点のポイントはどこか】

戦術

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選手歴 愛媛FC・FC今治 現在はシニアでのんびりとプレー
ライセンス サッカーA級・フットサルB級・GKL3
指導歴 15年以上(サッカー・フットサル)
趣味 読書(フットボール中心に年間100冊以上)

今日はいわてグルージャ盛岡 vs FC今治の試合をみていきたいと思います。

今回は
【得点のポイントはどこか】
ということでみていきたいと思います。

結論 バイタルエリアをいかに突くことができるか

入場者数 1208人

フォーメーション 1-4-4-2(岩手)1-4-4-2(今治)

試合結果 いわてグルージャ盛岡 2-1 FC今治

シュート数 いわてグルージャ盛岡 9-7 FC今治

得点者
12分 佐藤 未勇(岩手)
44分 照山 颯人(今治)
76分 松原 亘紀(岩手)

1.噛み合わせ

まずは噛み合わせをみてみたいと思います。

お互い1-4-4-2でミラーゲームになりますね

2.ラインアップ後に出来た隙

前半43分今治の同点ゴール。セットプレー時にボールに合わせてラインアップし、DFラインを押し上げた岩手。

今治のシュートと同時に人数をかけ押し上げる今治。

その結果、DFラインの前にスペースができ、フリーでシュートを放つことができた。

ここのDFラインとボランチの背後のスペースをバイタルエリアという。

うまくバイタルエリアを使うことができたシーン。

動画はこちら

3.折り返しからバイタルエリアを使う

岩手の狙いはどこだろうか。

1点目のシーンを見てみるとシンプルな背後への攻撃から得点している

動画はこちら

後半75分の2点目はクロス攻撃から。まずは背後の選手にアーリークロス。

そこから中へ折り返し。ボランチは遅れているため、プレスバックができない。

比較的フリーな状態でシュートが打て、ゴールとなる。

背後を狙うため、DFラインは下がる。その下がるスピードと同じくらい速く、もしくはそれ以上のスピードで下がらなければDFライン前のバイタルエリアは埋めれない。

DFからすれば非常に難しい対応となる。

動画はこちら

まとめ

今回は
【得点のポイントはどこか】
ということでみていきました。

結論 バイタルエリアをいかに突くことができるか

内容は
1.噛み合わせ→1-4-4-2のミラーゲーム
2.ラインアップ後に出来た隙→厚みをかけることで得点チャンスを作った
3.折り返しからバイタルエリアを使う→背後を狙うことで、バイタルエリアをあける

サッカーのピンチとチャンスは裏表。バイタルエリアというスペースはシュートもあり、決定的なパスもある。ドリブルがひっかかればPKやFKにもなる。非常に危険なエリアである。

ここをいかに突くか。突かれないようにするかが勝負の分かれ目になる。

運動量、スピードアップ、個人で突破、数的有利などポイントを掴むことができるか

【公式】ハイライト:いわてグルージャ盛岡vsFC今治 明治安田生命J3リーグ 第12節 2023/6/3

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